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アメリカではクラシックカーをよく見かける。古いものを大切にして、整備しながら長く乗車する人たちがいる。クラシックカーは何と言っても、アメリカが一番力があって輝いていた時代の大きくてどっしりしている50年から60年代の車がいい。

先日見かけたのが、1957年のシボレー・ベルエア(Chevrolet Bel Air)だった。66年前の車とは思えないほどピカピカの新車のようだ。53年から製造された初代ベルエアでは57年製が最後で、最もアメリカらしい高級感に重量感があるデザインの一台だ。

画像のコンバーチブル(オープンカー)は3人掛けベンチシート2列の6人乗りだ。今では古いアメリカ映画でしか見られないベンチシートは、当時ではごく一般的なシートだった。屋外で観る映画のドライブインシアターで、家族3人が仲良くベンチシートで映画鑑賞もできた。

ボンネットにはロケットがデザインされたマスコットが2個付いている。V8エンジンでロケットのように速いイメージのデザインだ。現代のプラスチックや合成樹脂の安っぽい車と違って金属の重量感と高級感がある。

当時の車の特徴は、車種によって給油口が違う。このベルエアは後ろの左テールライトの一部が開くようになっていて、そこに給油口が隠されている。セルフサービスが昔から一般的なアメリカらしい発想の給油口だ。

これまで、ハワイ州内で何台もクラシックカーを見てきた。写真が残っているのもあるので、新たなカテゴリーを設けてシリーズ化してみよう。


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