ハワイを何度も訪れる人の中にはレンタカーを借りて、観光地やビーチを訪れる人もいるでしょう。ハワイのレンタカーの駐車場には日本では乗れないような車種があり、車マニアにはどんな車に当たるのかが一つの楽しみかもしれません。
ドイツのカール・ベンツは1886年に世界で初めてガソリン車を製造して特許を取得しました。その後1890年代から自動車を量産します。ヘンリー・フォードがアメリカで自動車会社を創業したのが1903年です。フォードが自動車製造を始める少し前1901年、ヨーロッパのオーストリア=ハンガリー帝国領時代(後チェコスロバキア共和国)に自動車の製造が始まりました。日本のトヨタが自動車製造を開始した1935年の30年以上も前のことです。
ヨーロッパではよく知られた自動車メーカーの「シェコダ(Škoda Auto )」が、トヨタよりも古い歴史のあるチェコの車だと最近になって知りました。英国リバプールで「ビートルズのゆかりの地巡礼」にレンタカーを利用しました。リバプールのライムストリート駅の2階で借りたのがシェコダの1400cc大衆車「Fabia」でした。
英国ではほとんどの車がマニュアル車です。レンタカーにもオートマチック車はありません。もちろんナビなどリクエストしてもありません。日本と同じ右ハンドルでしたが、久しぶりのマニュアル車に走り慣れるまで冷や汗のドライブでした。慣れない街でのドライブは神経を使います。狭い道路、一方通行の多いリバプール市内、信号無視をする多くの歩行者。旅行前にグーグルマップのストリート・ビューで仮想ドライブを何度も経験したものの、実際のドライブはやはり違います。
シェコダ社は第二次大戦後(チェコスロバキアの社会主義政権後)、国有化されましたが1989年の体制転換後、外国資本を導入して民営化されました。1991年にドイツのフォルクスワーゲンの資本傘下に入ります。この大衆車「ファビア」は、フォルクスワーゲンのポロの兄弟車(名前と会社が違うだけ)になっています。
日本車、アメリカ車、ドイツ車、イギリス車、フランス車、イタリア車、スウェーデン車など世界の数々の国の車を運転をしたことがありますが、チェコ車は初めてでした。慣れるまで大変な思いをするレンタカーですが、チェコの車に乗れる貴重な体験をしました。
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