ハワイは楽園リゾートのテーマ・パークですが、ラスベガスは大人のテーマ・パークです。夜のショウも数々あって退屈させません。ニューヨークのブロードウェイがそのままラスベガスに引っ越してきたようでワクワクします。
私が滞在している間には、すでにロングランの「ライオンキング」「オペラ座の怪人」の他、カナダの人気サーカス団シルク・ドゥ・ソレイユによるアクロバットショーもありました。私が楽しんだのはパラッツォホテルのミュージカル「ジャージー・ボーイズ」。このミュージカルは、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、オールディーズが好きな人なら鳥肌ものです。
2004年に初演された「ジャージー・ボーイズ」は、翌年の2005年にブロードウェイに進出。同年にはトニー賞を受賞した、現在も大人気のミュージカルです。この作品は、1960年代に正統派アメリカン・ポップのグループとして大活躍した「ザ・フォー・シーズンズ」のメンバー、フランキー・ヴァリの実話を描いたストーリーです。
4人がニュー・ジャージー出身から「ジャージー・ボーイーズ」。音楽に詳しくない方も、彼らの代表作のメロディーは一度は聞いたことがあるはずです。「シェリー」「バイ・バイ・ベイビー」など34曲を聞かせてくれました。「バイ・バイ・ベイビー」は、英国ではベイ・シティー・ローラーズがカバーしています。「アップタウン・ガール」は、ビリー・ジョエルがカバーしています。
ステージセットの無駄のなさ、そして驚くべきことが役者がすべて完璧に近いショウを見せてくれることです。アメリカのタレントの豊富さを思い知らされます。4人の背格好もオリジナルに近く、そして全員が楽器を弾いて歌を聞かせてくれたりで、ステージの世界に引き込まれていきます。
全員が実力派の役者であり歌手です。私が見たフランキー・ヴァリを演じていた travis Cloer はブロードウェイでも演じています。すてきな2時間半の時間があっという間に過ぎました。時代背景が60年代〜70年代だけに年配の観客が多く、昔を懐かしむ人が多いようでした。でも、若い人も楽しめるショウです。
カジノや買い物だけでなく、世界の超一流のショウを楽しむことができるのもラスベガスの楽しみです。やはり、ラスベガスは大人のテーマ・パークで、また行きたいと思わせる魅力を持っています。
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