人の不要物を引き取り、それに値段を付けてリサイクルして売るという商売は、本来は教会や慈善活動団体などが運営している。英国が発祥の主に世界の英語圏でチャリティ(慈善事業)として広まった。 アメリカのどの小さな町に行っても、必ずあるのがスリフト・ストア。
ハワイにもいくつかスリフト・ストアがあるが、ビジネスとして展開しているサルベーション・アーミー(Salvation Army)、セイバーズ(Savers)やグッドウィル(Good Will)などがある。オアフ島のセイバーズは、日本からの観光客の姿も見られる人気のストアだ。
カリヒ地区のディリングハム・ショッピングセンターにあったセイバーズが昨年10月に閉店した。20年以上もカリヒで営業してきたセイバーズは、店舗のリース契約が切れテナント料が2倍に引き上げられて泣く泣く閉店となったようだ。
そのセイバーズだが、モイリイリのサウス・キングストリートに昨年11月2日に移転して営業している。久しぶりにドネーションを持ち込んだので店内を覗いてみた。新店舗は昨年までのカリヒ店と比べると店舗がずいぶんと狭くなって、通路が狭く商品が見づらい。その上に店舗の照明が暗く、物色することなくすぐに出て来てしまった。
時代は変わり、以前あったような骨董価値のあるお宝に遭遇できる可能性も少なくなった気がする。足しげく通えばお宝に遭遇できるかもしれない。モイリイリは全く用事のないところなので、セイバーズに来ることが少なくなった。また不用品が溜まったら来るかもしれない。出かける人は、毎週月曜が25%引きで、入り口で今週の半額割引タッグの色を聞くことを忘れないように!