今日はメモリアルデーで、3連休の最終日だ。メモリアルデーは戦没者追悼記念日で、兵役中に亡くなった人々を称え、思い出す特別な祭日である。メモリアルデーは夏の始まりで、これから本格的な夏の旅行シーズンがやって来る。
州のビジネス経済開発観光局が木曜日に発表したデータによると、今年4月の訪問者数はコロナ禍前の2019年4月よりわずか4%少なく、818,268人の訪問者がハワイを訪れた。コロナ前の96%の回復を示している。ほとんどが国内の移動者で、日本などの海外からの訪問者はまだまだだ。
ハワイはこの2カ月で感染者数が10倍に増えているが、ハワイの旅行関係者はこれからの夏のハイシーズンについては楽観的にみている。コロナ感染の規制が厳しくならない限り、人々は旅行を続けるだろうと予測している。
観光の回復は経済状態に左右されるものである。アメリカ国内の高インフレ、金利の上昇、労働力と供給の不足などが、これからジリジリハワイの観光業にも影響してくることは確かだ。4月のハワイのホテルの部屋の1日あたりの平均料金が、2019年4月から36%上昇しているそうだ。
楽観的な旅行業界とは全くの別世界がオアフ島の裏カネオヘ地区にある。地区最大のウィンドワードモールを久しぶりに訪れてびっくりした。以前あった店舗の多くがなくなり、まったく違ったモールのようだ。連休の最終日でにぎわっているのかと思ったが、まったく人が出ていない。コロナ禍前なら、センターの中心ではステージが組まれイベントが開催され大勢の人が集まっていたものだ。
昨年末に大型スーパーマーケット「ターゲット」が、ウィンドワードモール内への出店を発表した。3年前に閉店した大手小売りチェーンのシアーズが入店していた2階建ての店舗スペースにオープンの予定だ。ワイキキの観光客の戻りと違って、地方はまだまだその恩恵にあずかれていない。昼時にもかかわらず、人が出ていない今日のウィンドワードモールは大丈夫なのかと心配になった。
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