今日(2日前)のハワイの新たな感染者は57人、オアフ島で35人、ハワイ島で10人、マウイ島で7人が確認されている。この数字は2日前の日曜日の数字で、明日からは数字が増えるだろう。これまでの感染者数の合計は19,480人となった。新たな死亡者はなく、死亡者累計は274人のまま。
オアフ島:16,458、ハワイ島:1,743、マウイ島:714、カウアイ島:134、ラナイ島:106、モロカイ島:22
オアフ島の真ん中に位置する町ワヒアワ。 この辺りの赤土がパイナップルの栽培に適し、パイナップル畑が誕生した。20世紀にパイナップル産業が盛んになると、ワヒアワは「パイナップルの町」と呼ばれるようになった。
パイナップル産業が盛んな頃になる前はサトウキビ畑が広がり、日本からの移民の多い町だった。現在人口17,000人の小さな町の中心を東西に走る目抜き通りカリフォルニア・アベニュー沿いには、多くの日系人が住んでいた証(あかし)が今も残っている。
沖縄から持ち込まれた日本を象徴する「さくら」の木がワヒアワには100本以上ある。ワイキキ周辺では桜は育たない。標高287mのワヒアワは冬の最低温度が20℃を切り、「さくら」が育つ環境がある。ワヒアワでは冬になると暖炉に火を入れる家庭がある。
日本のサクラと言えばソメイヨシノが一般的だが、ハワイでは温暖な台湾、沖縄や奄美で見られる寒緋(かんひ)サクラが育っている。親鸞聖人像があるワヒアワ本願寺にある10本ほどのサクラが咲き始めた。(12月13日)
ハワイのサクラは、日本のソメイヨシノののように一斉に咲く豪華さはない。慎ましく少しづつピンクの花を咲かせるハワイの桜には、移民たちの遠く離れた本国を想う強い気持ちが秘められている。
この7年毎年この時期に同じ場所でワヒアワのサクラを見ているが、今年のサクラは例年より遅いようだ。地球の温暖化がワヒアワのサクラにも影響しているのだろうか?ハワイのサクラはこれから2月まで楽しめる。
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