ワイキキ

2024年07月15日17:00

ワイキキで朝食を

カテゴリ: ワイキキ

ワイキキのビーチフロントで久しぶりにゆっくり朝食をした。この数年で世界がすっかり変わり、自分の生活パターンも変わらずにいられなかった。数年ですっかり出不精になってしまった。この数年の信じられないような物価上昇も外出をためらわせる。

ワイキキの飲食店の変化には驚かされる。行きつけの老舗レストランが次々と閉店してしまった。行けば馴染みの顔があり、落ち着いて食事できるレストランがなくなってしまった。そんな中、アウトリガーワイキキの２階にあるフラグリルはもう何十年も通っている貴重なレストランだ。

オープンテラスのレストランはワイキキを十分に体感できる貴重な空間だ。これまでに何人の人をここに連れてきただろう？誰もが感動する絵に描いたようなワイキキの風景がここにある。この海の色をどう表現できるだろう？ここにはワイキキのすべてを凝縮したものがある。

週末はワイキキで家族と時間を気にしないでゆっくり朝食も悪くない。フラグリルはカマアイナ割引（ハワイ住民）で２０％引きとなる。海の見えない地元のジッピーズで食べても変わらない値段となる。ここは庶民の懐にやさしいワイキキのレストランだ。また、ゆっくり朝食に来ようと思う。

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2024年07月04日17:00

ワイキキビーチ沿いに新しいゴミ箱

カテゴリ: ワイキキ

日本の街角からゴミ箱が消えて久しい。テロからのセキュリティ、衛生・安全面、家庭ごみが持ち込まれている現状などから、日本全国の街角からゴミ箱が消えた。しかし、ハワイからゴミ箱が消えることはないだろう！

ワイキキの目貫通りカラカウア通り沿いの海側クヒオビーチパークに新たなゴミ箱が月曜から設置された。ビーチパークが始まるホノルル警察分署前では、市長を始めとする関係者が集まり設置記念式典が行われた。

日本の旅行会社JTBが会社発足６０年を記念してハワイに１０万ドル（約1600万円）を献金して、そのお金で３種類のハワイらしい色合いの特別なゴミ箱３０個が作られた。グリーン、マリンブルー、ターコイズ色のデザインされた３色のゴミ箱だ。２６個が設置され、４個は壊されたり無くなったりした場合の予備となる。

単純計算して１個＄3333（53万円）になるゴミ箱だ。ゴミ箱がそんなに高価な物だとは知らなかった。当然ながら写真の３個で＄１万（160万円）となる。中抜きして儲けている奴らがいそうだ。数年してホームレスや酔っ払いに壊されてワイキキから消えてしまわなければいいが・・・

＊レインボーカウント：　午後5時すぎに出現　2024年　44日

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2024年06月10日17:00

祭りインハワイ開催（Pan-Pacific Festival）

カテゴリ: ワイキキ

アラモアナセンターに行くと、珍しく今日は午前中からセンターステージの方向からハワイアン音楽が聞こえている。ステージではフラのイベントが開催されていた。日本からやって来たお姉さん方が舞っていた。

ステージには桜とハイビスカスの描かれた背景に日本語表示で「まつりインハワイ Pan-Pacific Festival 」の大きなサインがある。５年ぶりの開催でイベントに参加する何千人もの日本人がハワイにやってきている。ハワイの訪問者数が先日から２千人台から３千人台に急に増えたのはそのせいのようだ。

ふだんは地元のコミュニティセンターやカルチャーセンターなどのクラスに参加する日本のフラガールたちが、生花のプルメリアのレイを身に付けてハワイのステージで踊れるこの日を目指して練習して来たのだろう。ステージで踊る皆さんの嬉しそうな表情に、見ているこちらも嬉しくなる。

今の時期はハワイを訪れるには一番の時期だ。街頭のシャワーツリーが色とりどりに咲き乱れ、街にはプルメリアなどの甘い香りが漂う。この時期は天気も安定していて、天候を気にすることもない。昨日のハワイアンの花のフローラルパレード、そして今日は日本の祭りパレードに夜はカラカウア通りでブロックパーティ。ハワイの夏がやって来た。

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2024年04月10日17:00

ワイキキのシャイノラに行ってみよう

カテゴリ: ワイキキ

ワイキキのインターナショナル・マーケットにアメリカの新しい時計メーカー「シャイノラ」が入っている。楽天ラウンジの隣にあるから、気になっている人もいることだろう。2011年にミシガン州デトロイトで創業された、まだ10年ほどのブランドだ。腕時計製造のための人材トレーニングを行い、2012年に時計のムーブメント、そして2013年に時計の製造を開始した。フォッシル（FOSSIL）の創業者が起こした会社である。

デトロイトは、かつては世界の自動車産業の中心だった。経済的な日本車に負け自動車産業が衰退し、デトロイトはかつての栄華な姿を変えてしまった。デトロイトのダウンタウンはゴーストタウンになり荒れ果てた。そんな空のビルの一つにメイドイン・デトロイト（アメリカ）の時計工場が生まれたのだ。デトロイトは起業家の街と変化している。

アメリカで生産される本格的な時計メーカーの出現は、1960年代以来の出来事だ。テキサスの投資会社のバックアップを受け、時計の販売と同時にウォール・ストリートやニューヨーク・タイムズなどの全国紙に大々的に広告を載せた。アメリカ国内では様々なニュースにも取り上げられ話題になった。

私の世代ではアメリカの時計と言えば、使い捨て同然のタイメックス（Timex）やフォッシル（FOSSIL）が思い浮かぶが、シャイノラは高価なブランド（$550より)だ。スイスの時計会社から技術を習いパーツ供給を受け、シャイノラは自分たちのムーブメントを手作業により組み立てる。主要な作業はハンドメイドだ。使い捨てられるのではなく、世代を超えて受け継がれる職人の作り出す製品だ。

現在は時計だけでなく、ライフスタイルを提供するのを目的に自転車、レザー用品やジュエリーの製造販売を手がける。５年前にはデトロイトの中心にある古いビルをシャイノラ製品で埋め尽くしたブティック・ホテルに変えている。今アメリカで世界で注目のブランドがシャイノラである。

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2024年03月17日17:00

ワイキキの「シナモンズ」閉店

カテゴリ: ワイキキ

ワイキキのイリカイホテルにあるパンケーキなどの朝食が人気のレストラン「シナモンズ」が閉店する。1985年にカイルアで始まったレストラン「シナモンズ」が10年前にオープンしたワイキキ店だ。

かつてはラスベガスや日本（表参道、横浜）など５店舗を経営していたが、ワイキキ店の閉店でオリジナルのカイルア店のみとなる。ワイキキのイリカイホテル店は風の通るオープンエアのハワイらしい店舗で人気があったが、店舗貸主とのトラブルで否応無しの閉店となったようだ。

この１月に起きた電気工事後に問題が発生してずっと閉店したままだったイリカイの「シナモンズ」は、１日も早く再開したかったようだがこれ以上待てなくなく賃貸契約を終了させる決断を下した。レストラン貸主とは訴訟問題に発展している。

ハワイでは繁盛している人気レストランが突然に閉店することがある。貸主が賃料を大幅に上げたり、今回のように店舗空間に問題が生ずることで人気レストランが消えていく。ハワイではよく聞く話だ。
イリカイの「シナモンズ」はハワイらしいレストランで人気があっただけに残念なことだ。

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2024年03月11日17:00

毎週花火のハワイはパラダイス（長岡花火）

カテゴリ: ワイキキ

1995年3月に始まったホノルル・フェスティバルが今週末に開催された。ホノルル・フェスティバルは、日本航空とJTB（日本交通公社）が文化交流イベントでビジネスの拡大を目指したものだ。当初は、日本の祭りをハワイに紹介するコンセプトで開催されている。

コンベンションセンターでは、日本を紹介するイベントが開催されワイキキのカラカウア通りを祭りのパレードが練り歩く。日本の祭りをワイキキで日本人が披露するイベントだった。毎日発表されている日本からの訪問者数から、日本各地から大勢の人がイベントに参加者しているようにみえないのが残念だ。

ホノルルは日本の多くの都市と姉妹都市締結している。ホノルルの姉妹提携の一つに、新潟県の長岡市がある。1941年に開戦した真珠湾攻撃の海軍司令長官、山本五十六の出身地が長岡市であることで、2012年3月に姉妹都市締結された。

日本文化を紹介するホノルル・フェスティバルの最後を飾るのが、姉妹都市の長岡からやって来た花火師による花火だ。長岡花火は日本3大花火の一つとして有名で、日本文化を紹介するフィナレーにぴったりの演出だ。きっと、日本の花火を見たことがない多くの人にとって長岡花火は、一生忘れない思い出の花火となっただろう。

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2023年12月27日17:00

夜のワイキキは別世界

カテゴリ: ワイキキ

旅行者としてワイキキに滞在していた時は、もう随分前のことだけれど、ワイキキのカラカウア通りを夜に歩いたものだった。

ハワイで生活するようになって夜のワイキキとは縁遠いものとなっている。何か特別な理由がない限り、夜にワイキキに行くことは滅多にない。

昼間はそんなに感じないが、夜のカラカウア通りの人出は別世界のようで刺激的だ。キラキラ輝き、ラスベガス大通りのストリップのようだ。ここにはカジノはないが、世界一の楽園ワイキキがある。

クリスマスが過ぎ、日本からの観光客が増えているようだ。最低温度が氷点下の世界からハワイにやってくる人たちにとって、やはりワイキキはキラキラ輝く楽園に違いない。

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2023年12月21日17:00

氾濫しそうなアラワイ運河

カテゴリ: ワイキキ

今日は夕方に洪水警報が出るほど山側でかなりの降水量があったようだ。峠を越えるパリハイウェイでは、土砂崩れが発生してカネオヘからダウンタウン行きが通行止めとなっている。復旧には数日かかるようだ。この１週間の長雨で地盤が緩んでいるようだ。

コウラウ山脈に降る雨は川となりマノアなどからワイキキの海に注ぐ。海に流れる前に人工的に造られたアラワイ運河に流れ、現在は水量が随分増えている。土砂を含む茶色の泥水がアラワイ運河沿いを走る車道に、今にも溢れそうな様子を見せている。

先月に発表されたワイキキ地区の洪水による災害予想報告（アラワイ運河洪水リスクマネージメント）によると、アラワイ運河の水が氾濫してワイキキ地区が浸水する可能性が高くなっている。ワイキキには数々の観光ホテルや集合住宅が存在していて、それらの建物が浸水したら巨額の損失が発生する。

対策としてアラワイ運河沿いに平均６フィート（1.8m）の壁を増設することが急務とされている。アラワイ運河が溢れて災害を引き起こす可能性は、すでに何十年と検討されて来た問題で行政の危機管理が問われる。もう問題を先送りできない状態にきている。

対策工事費は、２年前の試算額（$651 million）が高騰して今回は巨額の費用（$1.075 billion）となっている。先送りすればさらにその数字は大きくなるだろう。災害が起こってからは遅い。行政が何に優先順位を置くのか、巨額の赤字を垂れ流しにする鉄道建設などの見直しが必要だ。

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2023年11月22日17:00

アラワイ運河のカラカウア橋が大補修工事

カテゴリ: ワイキキ

ワイキキの北側には造成されたアラワイ運河がある。アラワイ運河には３つの橋があり、ワイキキの目抜き通りカラカウア通りはアラワイ運河の橋を通っている。そのアラワイ運河にかかるカラカウア通り橋の大補修工事が、来週月曜日から始まることになった。

カラカウア通り橋（ the Kalakaua Avenue Bridge）は、１９２９年にかけられた古い橋で痛みがひどく今回の大補修工事となったようだ。工事期間はおよそ１年というが、ハワイだからきっと１年以上もの長い期間にわたって工事が行われるのだろう。

工事時間は月曜から金曜日の午前８時半から３時半で、片側２車線のうち１車線を通行可能として作業される。いつも思うことだが、日本と比べてハワイの工事現場はあまり緊張感がなくゆっくり進んでいるように見える。日本だったら、完成に半年もかからないのではないだろうか。

ダウンタウンからワイキキ入りする際にいつも利用する橋なので、来週から１年以上は渋滞を覚悟して余裕を持ってワイキキに行かなければならない。補修中のカラカウア通り橋を利用して渋滞が酷ければ、他の２つの橋を利用することも考えなければならない。機会があれば、また途中経過も報告しよう。

＊レインボーカウント：　午前９時過ぎ、午後５時過ぎに出現　2023年　72日

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2023年10月15日17:00

全面改装で高くなったアンバサダーホテル

カテゴリ: ワイキキ

ワイキキの中心から少し離れた場所にあるアンバサダーホテル（Ambassador Hotel Waikiki）が長い間、営業を停止して全面改装をしていた。１９６０年代に建てられたホテルが外装から内装まで新しくなって、名前も Romer Waikiki at the Ambassador と変わり今月１日にオープンしている。

３６８室の新しいホテルは１階部分にはカフェとレストランが来年にオープンの予定である。建物の構造自体は変えられず、このホテルの各階の客室の通路は日本のマンションのように外気に露出した珍しい外廊下となっている。以前は日本のパッケージツアーの指定ホテルにもなっていて、利用した人も多いだろう。

さて、安く泊まれるホテルで知られていたホテルだったが、生まれ変わったホテルの宿泊代金が気になるところだ。このホテルは２０１４年にシカゴの投資会社に売却されている。もちろん、巨額を投資して全面改装したので、投資したお金は回収されるはずである。今まで通りの日本のパッケージツアーに販売するような価格設定ではないはずだ。

一番安いツインの部屋に今月５泊すると設定して、かかる価格をチェックしてみた。提示価格は１泊＄１９５である。年末年始が１泊＄２９９で、通常は１泊＄２０６となっている。５泊の合計は＄１９５×５泊＝＄９７５だが、ハワイのホテルの怖さは予想外の税金とサービス料だ。消費税が4.712％、一部ホノルル鉄道建設にも充てられるホテル税が13.25％、それにリゾート料として１日＄４５+消費税。５泊の支払金額は合計＄１４１１．５０となる。宿泊代金のおよそ４５％が税金とサービス料だ。

表向きの表示価格だけでは済まないのが今のハワイである。円安の＄１４１１は、日本円ではおよそ211,650円となる。４万２,３３０円が新しいアンバサダーホテルの１泊料金だ。２日前に紹介したＪＡＬダイナミックパッケージの飛行運賃とアラモアナホテル５泊で、一人２２万２,９６０円は格別に安いことがわかる。

庶民のアンバサダーホテルも、庶民が気楽に泊まれるホテルではなくなってしまった。レンタカーを借りれば、１泊＄４０の駐車料金が加算される。レストランのチップは２０％が普通になり、サーバーへのチップだけでなくキッチンフィを加算するレストランもある。クレジットカード決算では５％を加算するところがでてきた。円安とはいえ、ハワイのホテル料金は本当に高くなったものだ。

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プロフィール

tigger

２００２年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。