FullSizeRender

チャイナタウンの交差点にある信号機の制御機ボックスに美しい赤い羽の鳥の絵が描かれている。筆のタッチはプロの絵描きによるもののようで、今にも飛び立ちそうなリアルな絵である。

描かれている鳥は、真っ赤な羽毛、黒い翼、長く曲がったくちばしを持つイィヴィ(iiwi)と呼ばれるハワイ固有種の(ハチ鳥)だ。2017年に発表されたイィヴィの個体数はわずか60万羽で、絶滅危惧種として知られている。

主にハワイ島の1,300mから1,900mの高地に生息し(90%)、マウイ島(10%)やカウアイ島(1%未満)の高地でもわずかに見られる。標高のないモロカイ島とオアフ島ではほとんど生息していない。蚊が媒介する鳥マラリアによって、絶滅が心配されている。気候変動により、蚊がさらに高い場所に移動している。

アメリカ魚類野生生物局は、昨年末に絶滅危惧種のイィヴィの重要な生息地としてハワイ島、マウイ島、カウアイ島の広大な生息地を保護するという計画を発表した。国の保護を受けて、サポートが手厚くなり種の存続が可能になるだろうか。


FullSizeRender

2つのランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
にほんブログ村


アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ




line-52