エンゼルスの大谷翔平が投手として昨日11勝目をあげた。7回をわずか2ヒットで9奪三振の勝ち投手だった。そして今日は4打数3安打でホームラン28号を打った。二刀流としての大活躍でエンゼルが3連勝だ。
そんな大谷翔平に負けない活躍をしているのがホノルルリトルのコーエン・サカモトだ。リトルリーグのワールドシリーズ(世界大会)で、彼の活躍が注目を浴びている。昨日は4回2/3を投げて2ヒット7奪三振で勝ち投手になりシリーズ3勝目となった。アメリカ大会の決勝戦まで、サカモト君は投手として12イニングノーヒットで21奪三振、打者としては準決勝で2ホームランを打ち5打点でホノルルに勝利に貢献した。
サカモト投手は、決勝戦で初めて2ヒットを許したものの、ノーヒットの記録は15イニング1/3、奪三振は28となり、ホノルルをアメリカ一のチームに導いた。ホノルルリトルはエース投手サカモトの活躍だけでは世界一になれない。今年のホノルルリトルは投打でレベルが違う強さを見せてくれた。大会6ゲーム中、4ゲームがコールド勝ちだ。
ホノルルリトルはオダ監督、オダ&カトーコーチの基で、今年のワールドシリーズ(世界大会)参加20チームの中で、投打にバランスのとれた過去10年で最強のチームとして今大会を魅了した。今日の世界大会決勝戦でも、ゲーム開始後1番、2番バッターが連続してホームランを打つなど、今までに見たこともない強さを見せてくれた。ゲームは13対3で圧勝のコールド勝ちだ。
ハワイの街を歩いていると出会うようなどこにでもいるようなハワイの少年の活躍はとても嬉しい。監督やコーチを始め、ヒノ、ヒロモト、ノダ、ノウチ、ヒヨト、サカモトなど日系人の少年が多いホノルルリトルのチームには応援にも力が入る。
メジャーリーグにはハワイ出身の選手が何人かいる。大谷翔平のエンゼルスの捕手のカート・スズキは今日ホームランを打っている。マウイ島出身で祖父が名古屋出身の日系人だ。今年飛びぬけた強さを見せているニューヨーク・ヤンキースのレギュラー遊撃手はホノルル出身のアイザイア・カイナー・ファレファだ。祖母が広島出身で日本人の血を引く。ミルウォーキー・ブルワーズにはハワイ島ヒロ出身のコルテン・ウォンがいる。
今大会で大活躍したサカモト君の将来の夢は生物学者になることだそうだが、彼には是非ベースボールを続けて限りない可能性を見せてほしい。彼は10年後にメジャーリーグで打って投げて大活躍できる可能性を秘めている。ホノルルリトルには来年もタイトルを取ってほしいものだ。来年も楽しみなホノルルリトルだ。
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