日本では夏の風物詩になっているのが甲子園で開催される高校野球選手権だが、アメリカの夏に熱狂する野球選手権は、リトルリーグのワールドシリーズ（世界大会）だ。大会はすべの試合をESPN（スポーツ専門チャンネル）が生中継し、決勝は民間のABCテレビが全国放送するリトルリーグの大会だ。
1947年からワールドシリーズが開催されているペンシルベニア州ウィリアムズポートの人口はわずか約3万人だが、大会期間中はその10倍以上の30万～40万人もの人が世界から集まる。メイン球場のラマデ・スタジアムは最大収容人員４万人でメジャーリーグに負けない。
明日のホノルルのローカル新聞の第一面を飾る写真はトップの写真だ。ハワイだけでなく全国紙の新聞にもこの写真が掲載されるに違いない。ハワイのリトルリーグチームが今日アメリカ選手権を制しアメリカで一番強いチームになった。
今年のハワイのチームは他のチームとレベルが違うとても強いチームだ。チームを引っ張るのは、エンゼルスの大谷翔平に負けない投手と打者で大活躍の日系人のサカモト君だ。準決勝では2ホームランの活躍、シリーズでは投げて3勝負けなし14イニング2ヒット、24奪三振と参加チームでは飛びぬけた実力を見せてくれた。
14年前はオアフ島ワイピオのチーム、2018年はホノルルのチームが世界一になった。今年の世界一はハワイだろう。明日午前9時からの決勝戦は4年前と同じようにカリビア海のキュラソーとの戦いになる。地元KITV（ＡＢＣ系）でテレビ観戦で応援しよう。今日は登板するエンゼルス大谷翔平とホノルルリトルの応援で忙しい1日だった。
代打ヒヨタ君が2ランホームラン
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