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初めての目的地へ出かけるときの道案内はもちろんのこと、渋滞を避けて効率のいいルートを走行するにはカーナビは欠かせないのが日本だ。日本ではほとんどの車両に搭載されているカーナビだが、ハワイの実情はどうなのだろう?

日本のリサーチ会社が2020年12月に調査した結果によると、日本のカーナビの搭載率は乗用車全体の80%にも上がるそうだ。車を購入したらカーナビは搭載されているのが当たり前なのが日本だろう。

ハワイでは高級車でもカーナビが搭載されていない。日本だったらレクサスはカーナビが標準搭載で、どのレクサス車にも付いている。レクサスの販売員によると、アメリカのレクサスはカーナビはオプションで、多くのレクサスにはカーナビが付いていないそうだ。

ハワイのカーナビの正確な搭載率はわからないが、おそらく80%の乗用車にはカーナビが搭載されていないはずだ。2千ドルものオプション別途料金で乗用車にカーナビを付ける人はハワイでは多くはない。必要ならば、エアコンの吹き出し口などに車用スマホホルダーを付けてスマホのナビを使っているようだ。

狭い島のハワイではナビが必要な機会は多くはない。ナビがなくても目的地に移動できる。私自身もナビを使うことはほとんどない。年に一度あるかないかという寂しい頻度だ。今の車ならば、Apple CarPlayでスマホと連携させ車の大きなモニターでナビが利用できる。

日本とアメリカの車の中にもその文化の違いを見ることができる。アメリカではカーナビは日本ほど人気がない。日本のカーナビにはTVチューナーも内蔵されていて、車内でテレビ番組が観られるのはアメリカでは考えられない事だ。

欧米では細い道でもすべてにストリート名が付いているので、目的地が見つけやすい。住所もすべてストリート名の表記である。日本の町名番地表示とは異なる。カーナビには文化の違いが背景にあるようだ。

近い将来、電子頭脳(AI)の自動運転機能付き自動車が一般的になるのだろうか?その時はカーナビが大きな役割を果たすだろう。私が生きている間は、カーナビのない自動車でも不自由なく移動できそうだ。

*レインボーカウント: 午後5時半に出現 2022年 50日

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