ハワイ島の西海岸にあるカイルア・コナから車で10分ほど南下すると長い間キャプテン・クックと呼ばれている人口3,253人の地区がある。ジェームズ・クック(1728-1779)が初めてハワイに上陸したケアラケクア湾からコナ・コーヒーを生産する農園が中腹に広がる区域まで広がる地区だ。日系人経営のマナゴ・ホテルもある地域だ。
イギリスの海軍士官であり海洋探検家のジェームズ・クックは3回の太平洋航海を行い、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ諸島を発見した。世界各地には彼の偉業をたたえてキャプテン・クックの名前が残されている。ホノルルにもキャプテン・クック・アベニューが存在する。
ハワイ島のキャプテンクックは1900年初頭、当時そこにはキャプテン・クック・コーヒー社の敷地に郵便局があったので、それまでカアワロアと呼ばれた地区が米国国勢調査局によってキャプテン・クックに改名された。それ以来カアワロアはキャプテン・クックと呼ばれて親しまれてきた。
現代では名前を聞くだけでこの地区にキャプテンクックが上陸したのだとわかる100年以上も使用されてきた地名が、最近のキャンセルカルチャーの波に乗り改名されようとしている。元のカアワロアに復元するよう求める決議が1カ月前に州下院の委員会を通過した。カアワロアの意味は「長い土地」
ハワイ島は400年以上前にポリネシア人によって発見され、人の定住が始まった島だ。 242年前にキャプテンクックによって西洋世界との繋がりができた歴史を無視するような改名に思えてならない。キャンセルカルチャーはまだ続くだろう。次はホノルルからキャプテン・クック・アベニューが消えるのだろうか。
*レインボーカウント: 午後5時過ぎに出現 2022年 18日




















































