楽園ハワイと私 : 信号の点かないダウンタウン

今日（2日前）のハワイの新たな感染者は118人、オアフ島で74人、ハワイ島で15人、マウイ島19人、カウアイ島9人、モロカイ島0人、ラナイ島0人。これまでの感染者数の合計は236,269人。新たな死亡者は0人、死亡者合計は1,334人。ワクチン2回接種率は76.5%。3回は37.2%。

ハワイでは停電は珍しくない。短時間の停電などは小さな島国ではよくあることで驚かない。しばらく外出していると、電子レンジの時計などが点滅していて初めて停電があったことに気づく。そんなことは珍しくない。

昨日から今日にかけて、ハワイカイ地区周辺とダウンタウン＆チャイナタウンで停電が発生した。ハワイカイの停電は、人が簡単に行けないコオラウ山脈沿いにある送電線が風で木が倒れ切断したのが原因のようだ。ダウンタウンの停電は、マンホールの火災が原因のようだ。

13,000世帯以上の人々に影響があり、ハワイカイでは5つの公立学校が臨時休校となった。ダウンタウン＆チャイナタウンの停電は、多くの商売に影響を与えている。ホテルストリート沿いのマクドナルド、100均のダイソー、レストラン、チャイナタウンでは停電で商売ができなく店を閉めている。夕べは一部の街灯も点いていなかった。

ダウンタウン＆チャイナタウンの停電は昨日の夕方に発生して、今日の午後2時まで警官が大きな交差点に立ち手信号で停電をしのいでいた。交通量の多かった朝などはちょっとした渋滞が発生した。

電気などあって当然の物が突然なくなると困るものだ。悪意があって意図的に停電を起こせば、社会を混乱に陥らせることができる。アメリカ全土には大きな送電網が3つある。東部、西部そしてテキサスの3つで、その下には20の送電網しかない。コンピュータ制御されていて、最悪の場合は全米を暗闇にさせることも理論上可能だ。

かつてアメリカ国家安全保障局（NSA）と中央情報局（CIA）でシステム分析官（ハッカー）として情報収集活動に従事したエドワード・スノーデンは今どうしているのだろう？彼はアメリカ軍にサイバー戦争に対する防衛技術を指導していた。ハワイや日本の横田基地でも活動している。

スノーデンはNSAの機密情報を暴露して、今はアメリカから追われる身でロシアが彼をかくまっている。スノーデンは、日本の電力送電網を制御することは簡単だと発言している。一瞬にして日本をパニックにすることができる。

ハワイの停電で、ロシアにいるスノーデンがどうしているのか気になった。ロシアにいるスノーデンが今起こっている戦争にハッカーとして参加したらどうなるのだろう？戦争に戦闘機や戦車が必要だったのは過去の事でなかったのか。一人の有能なハッカーがいれば、今の戦争を終えることができるのではないのか。