今日(2日前)のハワイの新たな感染者は142人、オアフ島で65人、ハワイ島で29人、マウイ島17人、カウアイ島30人、モロカイ島0人、ラナイ島0人。これまでの感染者数の合計は236,151人。新たな死亡者は0人、死亡者合計は1,334人。ワクチン2回接種率は76.4%。3回は37.2%。
大人の身長の3倍以上もある高い波に乗って競われる世界のサーフィン大会が開催されるオア島のノースショア。冬のシーズンには15mもある高波が訪れることが珍しくない。この週末も6mほどの高波が訪れていた。
その世界のサーフィンのメッカであるノースショアのビーチが、この10年ほどの間に大変なことになっている。サンセットビーチ周辺の海岸侵食が深刻化している。侵食はこの5年ほどの間にますます大きくなって、サンセットビーチ沿いに建つ家屋が消滅の危機にあった。
4年ほど前に崖から2mほど陸地にあったライフガードの物置小屋が大波の浸食によって土台が削られた。小屋が波に飲まれていくのは時間の問題で、小屋が波にのまれていく前に小屋は撤去された。
サンセットビーチからロッキーポイントにいたる海岸線に建つ家のいくつかは、冬になると高波が寄せて来て家の土台にまで迫っていた。サンセットビーチ小学校近くの海岸に建つ家には、かつてビーチに続く広い裏庭があった。そして、海に広がるビーチには、フットボール場ほどのビーチが存在していた。毎年の大波の浸食で、今では家の土台がむき出しになっている。
数年前から予測されていたことだが、今朝ロッキーポイントにある一軒の家屋の土台が波にさらわれ、家は大きくビーチに傾き、高波が訪れたら一気に海に呑まれてしまいそうだ。誰も驚かない、来る日が来ただけだ。
侵食問題は地球の温暖化が大きな原因だと言われいる。このところの満潮も、異常に高いのが記録されている。ワイキキでもこの数年に高潮に大きなうなりが加わるキングタイドが訪れている。ワイキキのビーチの侵食も深刻化している。
ビーチ沿いにあったヤシの木などが、すでにこの10年に徐々に浸食で消滅しているのに気付いた人はいるだろう。ビーチに防波堤を造ることもできないので、自然の力の前に私たちは傍観するしかない。海岸線の家々が消滅するのは時間の問題で、人はなす術がない。
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