old pic 011

今日(2日前)のハワイの新たな感染者は5,911人、オアフ島で3,901人、ハワイ島で567人、マウイ島996人、カウアイ島276人、モロカイ島43人、ラナイ島28人。これまでの感染者数の合計は190,678人。新たな死亡者は9人、死亡者合計は1,135人。ワクチン2回接種率は75.4%。3回は31.3%。
オアフ島:135,017、ハワイ島:20,056、マウイ島:22,198、カウアイ島:7,715、モロカイ島:768、ラナイ島:394

日曜日の朝、女性ハイカーがラニカイにあるピルボックス・トレイルに出かけた。ここは途中岩場を這いつくばって上がる必要のあるトレイルだ。女性は右足を滑らせ足首を負傷した後、緊急通報をした。消防士は女性の負傷した脚に添え木を付け、ヘリコプターで女性を救助した。

月曜日の朝、オロマナ・トレイルをハイキング中に30~40代の女性がおよそ100フィート(30メートル)を滑落した。運よく木々の上に落下したものの重傷のケガを負った。別の2人のハイカーが滑落を目撃して緊急通報して、ヘリコプターで空中搬送された。現場はカイルアに向かうパリハイウェイからも見える三角山の岩場の尾根伝いに延びる危険なトレイルだ。


火曜日、本土からやって来た33歳の男性がマキキからコオラウ山脈の頂上へのトレイルのハイキングに出かけた。トレイルから離れて道に迷い戻ることができなくなり午後5時前に緊急通報をした。男性を救う12人の緊急救助のユニットが編成され、消防士が現場付近に到着し、ホノルル消防署のヘリコープターで空輸され救助された。ハイカーの男性にケガはなく、医師の診察も必要なかった。

そして今日午前、脱水症とみられるアリゾナ州の72歳の男性がマノアの滝トレイルで救助されている。男性は夫婦でハイキング中だったようだ。16人のレスキューが現場に向かい、男性はヘリコプターで空輸され救助された。男性は緊急病院での処置を拒んでいる。

また午後4時過ぎには、ハワイカイのクリウオウリッジ・トレイルで道に迷った28歳の女性ハイカーがホノルル消防署のヘリコプターによって安全に空輸されている。1人救助に12人のレスキュー隊が派遣されている。女性は、午前11時頃からハイキングを続けており、道に迷って911に救助を依頼した模様だ。

今週ニュースになったのは5件のハイキング中のトラブルだが、コロナ禍になってずいぶん増えている。インスタグラムなどのSNSで写真を見て、十分な準備もなく気軽にハイキングに出かける人たちが増えているそうだ。ハイキングと言っても岩場から落ちたら命を落とす危険もあるトレイルもある。しっかりした靴などの服装や水分の補給などの準備もなく、軽装で出かける人たちがいる。ダイヤモンドヘッドやラニカイのピルボックスでもサンダル姿の女性を見かけるのは驚く。

毎週のようにヘリコプターの緊急救助が絶えない。ヘリコプターの出動はダイヤモンドヘッドやココヘッドの登山でもよくあることだ。1kmの救急車での搬送でも1000ドルが請求される今、軽率なハイカーにはヘリコプターでの救助に1万ドル(110万円)を請求しても決して高くはないだろう。ハワイでのハイキング、決して甘く見てはいけない。


2つのランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ハワイ情報へ
にほんブログ村



アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ


line-52