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ハワイの歴史と言えば、1941年12月7日の日本帝国の真珠湾攻撃を抜きに語れない。この10年ほど毎年最低1回は訪れる場所に、2006年のオープンしたパールハーバーのフォード島にある太平洋航空博物館がある。何度訪れても同じだろうと言われそうだが、それが違うのだ。展示物が毎年増えていて、また同じ展示物でも展示方法を工夫を凝らせ変化させているのが私を飽きさせない。子供の頃に組み立てたプラモデルのタミヤ模型や長谷川模型の実物を目にすると、子供のように時の経つのも忘れる。

格納庫ハンガー37は博物館のメイン展示スペースで、日本の零式艦上戦闘機やUSSアリゾナの船体の一部など太平洋戦争に関する展示品となっている。

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空母の上で真珠湾攻撃の出撃を待つゼロ戦(三菱A6M2 )
21型航空母艦搭載用零式戦闘機(飛行可能)
開館以来展示されていたパイロットと出撃を送る整備員の人形がなくなっている

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昨年からの新しい展示物:戦艦アリゾナの残骸部分

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真珠湾攻撃直後に東京を襲ったB25ミッチェル爆撃機


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偵察爆撃機 SBD Dauntless

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P-40 ワーフォーク
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軍仕様のハーレーダビッドソンWLA750

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ハンガー79に展示される近代機

航空博物館の格納庫ハンガー79は、1941年12月7日の真珠湾攻撃時から残る数少ない貴重な建物の一つだ。ひび割れたガラスには銃痕の穴も残っていて当時の戦闘の様子がうかがわれる。戦場となった場所に残る唯一の航空博物館である。

ハンガーには最大30機の航空機を内部に展示することが可能性だ。建物は風通しよく、心地いい北東の貿易風が通り抜け、建物内で快適に仕事しやすいように設計されている。真珠湾攻撃時には、主に戦闘機の修理、組み立て、戦闘機への兵器の取り付けに使用されていた。格納庫の2階の中二階は、パラシュートのメンテナンスに使用された。

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アクロバット飛行のブルーエンゼルス

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ニュージーランドで発見されたB27爆撃機

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今楽しみにしているのが格納庫近くにある赤と白色にペイントされた航空管制官のために建設されたタワーの見学が計画されていることだ。一度に最大12人しか上がれないため、1日あたり約100人しか訪問できないようだ。地上158フィート(47m)からは、真珠湾全体を見渡すことができる。

アメリカとの太平洋戦争は真珠湾で始まり、戦艦ミズーリの甲板で終わった。その場所を同時に一望できるのは貴重な体験となるだろう。間もなく見学ツアーが開始される。是非訪れたいと思っている。



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