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今日(2日前)のハワイの新たな感染者は2,380人、オアフ島で1,424人、ハワイ島で375人、マウイ島337人、カウアイ島161人、モロカイ島7人、ラナイ島16人。これまでの感染者数の合計は211,267人。新たな死亡者は10人、死亡者合計は1,159人。ワクチン2回接種率は74.6%。3回は33.8%。
オアフ島:148,630、ハワイ島:22,388、マウイ島:24,971、カウアイ島:9,069、モロカイ島:843、ラナイ島:504

1975年に完成したアロハスタジアムが老朽化し維持が困難になり取り壊しが決まってもうずいぶんになる。何度も再建プランが現れては消え、まだいつになったら完成するかのめども立っていない。仕事が遅いのがハワイの特徴だ。

人口が少ないハワイで5万人を収容するスタジアムが観客でいっぱいになるイベントはめったにない。30年以上開催れたプロフットボールのオールスターのお祭り「プロボウル」でさえも、スタジオが5万人で埋まることはめったになかった。

何年も前からスタジアムの再建プランが浮上しては消えている。スタジアムはハワイには大きすぎる5万人収容のスタジアムから3.5万人程度に縮小される。周辺の開発プランが問題だ。スタジアムを中心にショッピングモール、ホテル、オフィスビル、高級住宅を建設して地域を活性化させる。そんなプランがこれまで提示されてきた。

昨年になってまた様々な議論が交わされるようになった。ハワイ州の歴代知事、ニール・アバクロンビー、ベン・カエタノ、ジョン・ワイヘエらが、跡地にスタジアムを建設しないで、98エーカーの州の敷地を住宅開発に使用するべきだと公に呼びかけたのだ。スタジアムはハワイ大学の今の施設を大きくするだけでフットボールのゲームには困らない。

ハワイには低所得層の住宅が不足している。スタジアム周辺に日本の公団住宅のような膨大な量の手ごろな価格の住宅の建設が検討されいる。スタジアムの周りに2万戸から7.5万戸の住宅ビルを建設するプランだ。ビルを高くすれば10万戸も可能だ。州は民間の開発者に賃貸するのではなく、州が主導して開発者として責任を持つべきだ。

現知事は主導権の取れない知事なので、残りの任期が1年で大きな決定をするとは思えない、問題は先送りになるだろう。ハワイは田舎州で業者と役人たちの癒着が激しい。ハワイ住民に目を向けた新政権が、早くスタジアム周辺の開発を決定してほしいものだ。



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