今日(2日前)のハワイの新たな感染者は330人、オアフ島で216人、マウイ島43人、ハワイ島で38人、カウアイ島29人、モロカイ島2人、ラナイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は76,521人となった。新たな死亡者は12人、死亡者合計は726人。ワクチン接種率は66.8%。
オアフ島:53,349、マウイ島:8,814、ハワイ島:9,588、カウアイ島:2,074、ラナイ島:139、モロカイ島:205
今日発表された死亡者は、30代の男性、40代の女性、50代の女性が含まれている。それぞれ基礎疾患がある感染者だそうだが、亡くなるのは決して高齢者だけではない。ハワイでは今月になって2人の妊婦も亡くなっている。
2週間前は473人にまで膨れ上がった入院患者数が、今は300人を切って285人となって落ち着いてきた。緊急救命室のコロナ患者数は72人で、56人が人工呼吸器が必要だ。再度の感染拡大による最悪に備え、感染者の治療優先順位を決めるトリアージが先週発表された。
トリアージスコアが2人の個人間で等しい場合、タイブレーカーとしての年齢が65歳以上となった。感染拡大で重症患者が病院に一時期に集中すると、限りある人工呼吸器の使用や治療が64歳以下の患者に優先されることになる。
このトリアージのニュースに、82歳の老人が新聞の投書で素直な気持ちを述べている。
「私は82歳で、基礎疾患はなく、処方薬も服用していません。私はとても健康で、少なくともあと10年は元気だと思います。もちろん、私はワクチン接種を受けています。必要以外は家をできるだけ出ないようにし、買い物では常にマスクを着用します。コロナに感染すると、隅に追いやられて死ぬのではないかと心配です。」
私より若い人たちもワクチン接種を受けて安全を保とうとしているのなら、COVID-19による死を望んでいません。しかし、なんらかの理由で気にならなくても、命を救うことができるショットを撮るために、自分の人生をあきらめる必要はないと思います。
トリアージが使用されなくコロナ感染が収まってくれることを祈らずにいられない。82歳の投書者がコロナ禍を生き延びて寿命をまっとうされる世界がやって来るのを祈っている。
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