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今日(2日前)のハワイの新たな感染者は79人、オアフ島で52人、ハワイ島で7人、マウイ島5人、カウアイ島9人、モロカイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は37,886人となった。新たな死亡者は0人、死亡者合計は518人。
オアフ島:27,961、ハワイ島:3,274、マウイ島:4,701、カウアイ島:377、ラナイ島:115、モロカイ島:80

今朝2時前、ホノルル空港を離陸したばかりのボーイング737貨物機トランスエア810便がすぐに緊急着陸要請の無線を空港管制塔に送った。両翼にそれぞれ1機のエンジンをもつ双発機ボーイング737の片方のエンジンが停止してしまったのだ。飛行機は1機のエンジンが止まっても飛べるようになっている。

トランスエア810便はオアフ島からマウイ島に物資を運ぶはずだった。トランスエアは貨物専用機5機を所有するハワイ州内の航空会社だ。乗員はパイロットの2名である。トランスエアがUターンしてホノルル空港に引き返していると、残ったもう一機のエンジンにも不具合が発生した。管制官が高度を上げるように要請しても、残されたエンジンにはもう推力がない。パイロットと管制官との生々しい交信が公開されている。

パイロットはオアフ島2マイル(3.2km)沖に着水着陸を試みたが、失敗して機体はバラバラになりすぐに海水に沈んだ。しばらく機体の一部が浮かんでいて、その間に2人はコックピットから脱出して救助を待った。すぐに沿岸警備隊のヘリコプターが1人を、救助船が1人を救助した。パイロットの1人が頭部外傷の重態、もう1人も重傷を負っている。

太平洋や大西洋を横断飛行する双発旅客機は、飛行中のエンジン停止率が10万時間で3回以下を満たす必要がある。ほとんどのパイロットが、エンジンが停止する経験をしないまま定年退職をするのが普通だ。東京/ホノルル便では、飛行中のエンジン停止の確率は0.024%となる。

陸地を走る車のエンジンが止まるのとはわけが違う。1975年製のボーイング737は頑丈で故障が少ないのが特徴だが、2機のエンジンが停止するのはめったにない事だそうだ。事故原因が究明がされ、事故の再発がないことを願う。


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