FullSizeRender

今日(2日前)のハワイの新たな感染者は94人、オアフ島で73人、ハワイ島で4人、マウイ島13人、カウアイ島0人が確認されている。これまでの感染者数の合計は31,658人となった。新たな死亡者は1人、死亡者合計は477人。
オアフ島:24,398、ハワイ島:2,664、マウイ島:3,305、カウアイ島:205、ラナイ島:111、モロカイ島:36

アメリカのどの小さな町に行っても、必ずあるのがスリフト・ストア。アメリカ文化、アメリカの庶民の生活を知る場所の一つにスリフト・ストア(中古衣料雑貨店)がある。庶民の中古百貨店がスリフト・ストアだ。運がよければ、お宝に出会える。


人がいらなくなった物を引き取り、それに値段を付けてリサイクルして売るという商売は、本来は教会や慈善活動団体などが運営している。英国が発祥の主に世界の英語圏でチャリティ(慈善事業)として広まった。

オアフ島にもいくつかスリフト・ストアがあるが、久しぶりにカリヒ地区にあるセイバーズを覗いてみた。ロックダウンで長くビジネスが制限されてきたが、マスクさえしていれば入場制限もない。店内はコロナ禍前のようだ。どこでもそうだが、コロナを経験してどこも商品の価格が心持ち上がっている。

マグカップの中で珍しい物を見つけた。およそ50年前のマグカップだ。使用した形跡もない、骨董としては上等品だ。アンカーホッキング社は1941~86年までの45年間、「ファイヤーキング」ブランドで耐熱ミルクガラス食器を製造していた。戦中戦後のアメリカの一般家庭やレストランで愛用されたアメリカ国内で製造された食器だ。

1970年代にマクドナルドで朝食セットを注文すると無料でもらえた販促用ノベルティのマグカップ。ファイヤーキングの数あるマグカップの中でも、人気のあるマグカップだ。マクドナルドのロゴマークとニコマークの太陽が「Good Morning!」と呼びかけている。

50年も前の商品は通常は少しキズがあったり絵柄にプリントロスがあったりするものだが、この2品は50年前に工場から直送されたマグカップのように新品に等しい。これを処分した人は、使用することなくキッチンの戸棚の奥隅に収納していたのだろう。コロナ禍で不用品を処分することになって、セイバーズにやって来たのかもしれない。

ファイヤーキングの耐熱ミルクガラス食器は日本でも人気でコレクターが少なくない。このマグカップは、ヤフオクでは¥2,500から¥5,000の値段が付けられている。東京やワイキキの日本の古着屋がアロハシャツなどの仕入れにもやってくるカリヒのセイバーズ。私のスリフト・ストア巡りはまだ続く。

*レインボーカウント: 午後5時半過ぎ 2021年 42日


*アメリカ合衆国の人気ブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いいたします。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ 



line-52