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今日(2日前)のハワイの新たな感染者は101人、オアフ島で72人、ハワイ島で9人、マウイ島9人、カウアイ島2人が確認されている。これまでの感染者数の合計は31,658人となった。新たな死亡者は2人、死亡者合計は476人。
オアフ島:24,325、ハワイ島:2,660、マウイ島:3,294、カウアイ島:205、ラナイ島:111、モロカイ島:36

今日22日は地球環境を考えるアースデイ(地球の日)だ。それに合わせるようにアメリカ大統領が主催する気候変動に関する世界の首脳会合(気候変動サミット)が、オンラインで開かれている。

1997年に京都で開催された国連気候変動枠組条約第3回締約国会議を思い出した。そこで採択された国際条約は「京都議定書」と呼ばれ世界の注目を浴びた。国ごとに温室効果ガス排出量の5~8%の削減目標を定めたが、結局ほとんどが話し合いだけの会議で終わった。

今日アメリカは温室効果ガス排出量を2030年までに05年比50~52%削減する新たな目標を発表した。日本も2030年度の新たな国別削減目標を13年度比46%減とすると表明している。実現できなくても発言するのは自由だ。確かオバマ元大統領も同様なことを言っていた。

20年前の京都議定書と比べると、とても実現できそうもない数字だ。温室効果ガス排出量の多い中國、インド、ロシアが当分CO2を排出できるのは、やはりそれぞれの自己満足の世界のようだ。罰則はないという緩やかな合意だけになりそうだ。

コロナ禍で延期されたオアフ島のある条例が実施されて3週間が経った。レストランなどの食料販売業者によるプラスチック製の使い捨てのフォークやナイフ、ストローなどの提供が禁止になった。プラスチック製のバッグも禁止になった。そして、値段がアップしている。

この条例も緩やかなもののようで、未だにプラスチックのフォーク&ナイフに、プラスチックのバッグが出回っている。ストックが無くなるまで大目に見られているのかもしれない。レジ袋のプラスチックバッグは出さない所がほとんどになっている。ほとんどが紙袋になっている。

ある所で、フォーク&ナイフを出してくれた。「Compostable(堆肥にできる)」素材でできているようだ。この素材は適切な堆肥化施設で処理すると、分解されて堆肥にすることができると言われている素材だ。一見プラスチックと変わらないが、プラスチックほど強度がなく、少し力を入れると折れてしまう。

この素材は半永久的にゴミとして地球に残り続けるわけではないが、堆肥化処理施設で管理された条件下で処理しないと堆肥にならない。適切な処理方法を取らないと自然に還らない上にメタンガスが出る。海に流れてしまうと分解されなく、結局はゴミになる。

紙製ストローも紙袋は、もともとは木だが、プラスチックに代わる紙製製品の使用が増えるれば世界から木が減ってCO2が増えることになる。これも考えようによっては、自己満足の世界に過ぎない。エコと叫びながら、エコに悪いことをしているに気づかない。人類は頭がよさそうだが、そうでもなさそうだ。

火力発電を今年中に禁止し、来年から原子力発電に変えていかなければ今の問題を解決できないところまで来ている。それを実行しても、地球の温暖化に変化が現れるのは100年後だ。今地球上にいる人類はすでにこの世にいない。世界が本気で取り組んでいるように思えない。残された時間は何年もない。

新ウイルスを世界に蔓延させ、世界の人類の数を減らしていくのも地球温暖化の問題解決になる。新型コロナウイルスに対するワクチンにある特別の作用を仕組む。ワクチン接種後2~3年以内に必ず血栓ができるように仕組むのだ。そうすれば、温室効果ガス排出量を2030年までに50%削減することは可能だろう。SF映画の世界のようだが、現実味があるのが怖い。

プラスチック製が禁止されて3週間、そんなことを考えるアースデイ(地球の日)だった。


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