今日(2日前)のハワイの新たな感染者は66人、オアフ島で51人、ハワイ島で6人、マウイ島で7人、カウアイ島1人が確認されている。これまでの感染者数の合計は20,417人となった。新たな死亡者はなく、死亡者合計は282人のまま。
今日の感染者が大きく減ったのは2日前は日曜だったから。
オアフ島:17,209、ハワイ島:1,822、マウイ島:792、カウアイ島:138、ラナイ島:106、モロカイ島:22
先送りしてきた問題が、時間の経過共に大きな問題となることはよくあることだ。次に紹介するのは私の2017年4月のブログだ。
「1975年に建設されたアロハスタジアムが42年の月日にさらされハワイ州は決断を迫われている。この数年のスタジアムの応急の補修メインテナスも老朽した施設の安全を考えた場合、その限界に来ている。
専門家の試算ではスタジアムの建て替えに必要な費用は$324.5ミリオン(約350億円)、建て替えしない場合これから25年にかかる補修メインテナンス費が$423ミリオン(約450億円)かかると言う。
アメリカ本土ではこの数年各地で野球場、フットボール場の建て替えが進んでいる。プロのチームがホームグランドにする本土のスタジアムでは、確実なチケット収入が見込めるので計画通り建て替えが進んでいる。
ハワイにはプロのチームが存在しない。年間数ゲームのハワイ大学のフットボールと高校フットボールの決勝戦が行われるくらいしか利用されない。そして特殊なイベントで利用されるくらいだ。5万人収容できるアロハスタジアムが満員になることはない。
5万人収容のスタジアムをスリム化して3万~3.5万人収容に建て替え、巨大な駐車スペースも大きく削って鉄道駅周辺に商業施設と住居施設を建設する。ホテルやイベント施設も建設して、人の集まる地域へと変貌させる青写真が専門コンサルタントから提示されている。
アロハスタジアムには2005年から10年以上$107ミリオン(約115億円)が修繕維持費がかかっている。基本的な維持費だけで年間$10ミリオン(約11億円)もかかる。プロチームのないハワイでは、収入はほとんどない。
専門化から提示されたプランによるとスタジアムを複合施設として周辺地を含めて開発した場合、$1.5ビリオン(約1700億円)の経済効果があると言う。州当局が決断を下す日は遠くはない。」
先週の木曜日に、アロハスタジアムを管理運営する団体が現在予約の入っているイベントがすべて終了したら、アロハスタジアムを閉鎖することを発表した。スタジアムの老朽化が進み、安全性が確保できなくなったのが主な原因だ。コロナ禍でイベント収入がなくなり、維持費さえも出なくなったのも一因だろう。
もう何年も前から言われきたことだけに、閉鎖しないで新スタジアムの建設ができなかったのか。明確なプランもなく先送りしてきた問題だけに、州が3年前にしっかりしたプランを実行していたらと思うと残念だ。ハワイ大学のフットボールはホームスタジアムを失うことなく新スタジアムに移行できただろう。
コロナ禍で予算を捻出するのも大変になって来た。また3年前に試算された建設予算も、今ではさらに大きくなっている。老朽化はアロハスタジアムだけではない。1964年に完成したニール・ブレイズデル・センターの再開発も先送りになった。1973年エルヴィス・プレスリーのライブコンサートが世界で初めて衛星生中継がされた円形型ドーム会場も安全性が問題になっている。アロハスタジアムの二の舞を演じなければいいが。
鉄道建設を優先させるために、多くの犠牲が強いられている。鉄道建設もまたトップが首になりそうで、暗礁に乗り上げようとしている。新アロハスタジアムの建設開始は早ければ2021年半ば。2023年から2024年には完成の予定だが、これから建設開発会社を決めていかなければいけないことを考え、ハワイ時間を考慮しても予定通りには完成しないだろう。
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もう40年以上前のことですが、イーグルスがコンサートをやってくれて、ツインリードギターのホテルカリフォルニアにしびれました。
まだ、42年が経ったということは、まだできて間もない頃だったんですかね。
あとは、大学を卒業してハワイから引き揚げてくるときにフリーマーケットでいろんなものを処分しました。
また、思い出の場所が一つなくなりますね。
tigger
が
しました