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今日のハワイの新たな感染者は17人。すべてオアフ島で11人の感染が確認されている。感染者数の合計は1,435人、死亡者は1人増えて25人。これまでの入院者は154人で、1,113人が回復している。
オアフ島:1,117、マウイ島:137、ハワイ島:114、カウアイ島:43、モロカイ島:2

今日発表された感染死亡者はオアフ島の男性のようだ。亡くなったオアフ島の男性は40~59歳の年齢層で、この年齢層での死亡は4例目になっている。またハワイ航空のホノルルでの訓練中の客室乗務員44人の集団感染ではカリフォルニアがベースの男性乗務員(60歳)が亡くなっている。

オアフ島で20人、マウイ島で4人、カウアイ島で1人が亡くなっていて、ハワイ島では死亡者が出ていない。しばらく止まっていた感染死者数がこのところ、感染拡大と共に増えている。ハワイはアメリカ国内で一番感染が少ない州であるが、安心して油断はできない。

カリフォルニア州の感染者数が42万人以上になり、ニューヨーク州を超えようとしている。カリフォルニア州が新たな感染の中心地になるのは時間の問題だ。カリフォルニアからハワイにやって来る人の多い州だけに、この感染拡大が止まらないとハワイは9月からの観光再開がさらに延びることになる。とても心配だ。日本からの観光客もまだ無理だ。

アメリカ政府は、ドイツとアメリカの製薬大手が共同開発しているコロナウイルスのワクチンを、最大6億回分供給する契約を結んだ。年末までには1億回分の供給を受けるという。アメリカFDA(食品医薬品局)は先週、優先的にアメリカ国内でのワクチン認可審査を行うことを決定している。10月にもワクチンの認可申請が行われそうだ。

アメリカでは6週間の乳児が死亡し、3カ月の赤ん坊も感染が発表されている。感染拡大を止めるには徹底した予防しかない今、1日も早いワクチンと治療薬の開発が待たれる。



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