今日のハワイの新たな感染者は3人。0人が3日続いて、その後3日続けて3人が見つかっている。オアフ島で２人、マウイ島で1人見つかっている。感染者数が1ケタの日（0の日を含）が38日間続いている。感染者数の合計は数字の見直しがハワイ島であり1人減って651人、死亡者は17人。入院は83人、606人が回復している。
オアフ島：421、マウイ島：117、ハワイ島：81、カウアイ島：20、モロカイ島：2
今マスクと言えば、コロナウイルス対策に有効なフェイス・マスクしか思い浮かばない人もいるだろうが、今日はイーロン・マスクが偉業を成し遂げた。イーロン・マスクは、電気自動車のテスラのCEOとしての方が顔を知られているかもしれない。
イーロン・マスクが2002年5月にカリフォルニアの倉庫で起ち上げた会社SpaceXが今日、民間として初めて有人宇宙船の打ち上げに成功した。18年前に宇宙飛行は事業になると参入したのだ。正式な開発開始から6年後の2008年に初の民間ロケットの打ち上げに成功している。
2012年以来NASA（アメリカ政府）との契約ですでに国際宇宙ステーション（ISS)に20回も無人飛行で物資などを送っている。完全な民間経営企業が宇宙開発で事業を安定経営に乗せている。 次回の打ち上げには日本政府の資金で野口聡一飛行士も打ち上げに加わる。
2011年に終了したスペースシャトルと比べて、そのテクノロジーの進歩に驚く。ロケットは回収型ロケットで、切り離された発射ロケット部分が自動で地上に降りてくる。実写のサンダーバードやウルトラセブンの世界のようだ。
計器とスイッチが船内中に並ぶスペースシャトルと違って、コックピットには3枚のタッチパネル・スクリーンしかない。ハリウッド映画のバットマンとスーパーウーマンのデザイナーが宇宙服をデザインしていて、軽装になってまるでハリウッド映画を見ているようだ。
技術と歴史のあるボーイング社と競ってNASA（政府）との契約を取ったベンチャー企業のイーロン・マスク。イーロン・マスクの夢は火星に植物を植えオアシスを作ることだ。彼はまだ47歳。今回の有人飛行の成功は夢の実現の一歩にすぎない。彼ならば、夢の実現に信念を持ってやり遂げてくれるだろう。
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