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昨年10月に消費税が上がり、日本の消費マインドはどうなっているのだろう?わずか2%のアップといえ、その影響がじわじわ見えているのだろうか?ハワイのGET(消費税)は長い間4.712%だから、あっという間に日本の消費税が倍以上になってしまった。

その間のハワイと日本の物価高の違いはすさまじい。日本はデフレが長く続き、 賃金が上がらず物価も上がらずにきた。ハワイから日本に帰国するたびに日本の物価の安さに驚く。日本の魅力が伝わり、インバウンドの観光客が増えたと政府は喜んでいるが、単に、物価が安いから海外旅行の目的地として多くの外人が訪れているのだろう。

バブル期は世界最高レベルの物価で最高レベルの個人所得だったのが、今では先進諸国のみならず、発展途中のアジアの国にも負けるレベルになってしまった。先進国は2~3%のインフレに伴って給与も増えているのに、バブル崩壊後は、日本の物価と実質賃金は低迷したままだ。職場は非正規社員達であふれている。

海外から見てあらゆる商品が割安であることが観光地としての日本の魅力だったらそれは悲しい。たった7年で来日観光客が5倍に増えるようなことが起こるとは誰が想像できただろう。夜でも一人歩きできる治安も世界最高レベルで、人のマナーもよく礼儀正しい。物価が安ければ、誰だって日本を訪れたいと思う。

30年前の日本を知っている知り合いのアメリカ人が、日本の物価安にびっくりしている。今は何とかバランスが取れているが、少子高齢化がどの国より早く進む日本はどうなっていくのだろう。それほど悲観的にならなくても良いのだろうか。



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