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今年の上半期でハワイで一番売れた自動車メーカーは27.4%のシェアを占めるトヨタでした。ハワイでのトヨタ人気は強いものがあります。次に14.4%のホンダ、8.3%のニッサン、6.4%のフォード、5.8%のシボレー、4.1%のスバル、3.6%のテスラ、3.2%のレクサスとなります。レクサスはトヨタですので、合わせると30.6%のシェアとなります。

トヨタといえば、人気の大衆車「カローラ」です。1966年の初代カローラ販売開始から2016年9月までの50年で約4,410万台を世界で販売しています。トヨタが1937年に創業して約80年で販売したクルマは累計2億3千万台以上で、そのうち4,410万台がカローラですから、トヨタのクルマのうち約5台に1台がカローラという計算になります。

ハワイの路上にも、新旧多くのカローラが走っています。故障の少ないトヨタですので、日本で見られない古い型のカローラがハワイでは見られます。ハワイでも、さすがに60,70年代のカローラは見ません。大学時代の友人が乗っていた70年代のカローラ・スプリンターの格好のよかったことを覚えています。

ずいぶん前にトヨタの関係者に聞いた事を思い出しました。売れに売れた60年代のカローラの販売価格は45万円でしたが、製造費は10万もしなかったそうです。トヨタはカローラのおかげで大きな会社になったのも同じです。

9月に発売になった新型のカローラのセダンの販売価格は193万円から275万円になっています。総務省統計局の消費者物価指数によると、1965年から2018年で4.2倍となっているので、50年以上たった新型カローラの価格は妥当なものでしょう。安いイメージの軽自動車も200万円を越える時代ですから、カローラが300万円越えるのもすぐでしょう。

ちなみにカローラ(corolla)は、英語で「花の冠(花びらの集合体)」という意味です。昔のカローラは花冠のエンブレムがフロントグリルに使われました。


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