香港は1997年に中国に返還される前までは、何度も訪れた思い出がいっぱい詰まった街です。今年6月に始まった香港の抗議デモは、まだ終息に向かうとは思えません。今の香港の街の様子をニュースで見ると悲しくなります。
「一国二制度」を50年間は続けることで中国に返還されたにもかかわらず、徐々に中国政府が合意を反故にしようとしています。独自の法制度や国境を持つ香港特別行政区が危うくなっています。表現の自由などの権利が保障され、高い自治性を維持できなければ、中国本土となんら変わりません。
1880年香港島のフランス人牧師によって発見された1本の木が原木で、香港植物園で増殖され、その後広範囲に埴栽されるようになった紫紅色の花の木があります。香港特別行政区の紋章や旗、コインにもデザインされている花は、香港を代表する花になっています。
学名はバウヒニア・ブラケアナ、別名「ホンコン・オーキッド・ツリー」と呼ばれ、ここハワイでも一般的に見られる花の木です。花がオーキッド(蘭)のようでですが、ランではありません。葉っぱの形が羊のひづめのようで、日本では「羊蹄木(ヨウテイボク)」とも呼ばれています。この木は11月から3月にかけ冬に開花します。
ホノルル・ダウンタウンのフォート・ストリート・モール沿いの「ホンコン・オーキッド・ツリー」並木が満開になっています。1本の木からクローン増殖された日本のソメイヨシノの桜もホンコン・オーキッド・ツリーも満開の並木トンネルは風情があります。
1本の木から広がったホンコン・オーキッド・ツリーがきれいな花を世界で咲かせています。香港の若者を中心とした自由主義の熱い気持ちが、ホンコン・オーキッド・ツリーのように世界に広がってほしいものです。
*レインボーカウント: 今日は午後5時半前に目撃 2019年 59日
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