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ハリウッドのど真ん中に今年で100年を迎える老舗レストラン「ムッソ&フランク・グリル」がある。場所柄、昔から著名な映画関係者が良く利用するレストランとしても知られている。驚くことに店内もメニューも100年前とあまり変わっていない。

店内に入るとタイムスリップしたような空間がある。ウェイターは皆赤いジャケットを着て、レストランの歴史の一部になっている。ウェイターとして誇りを持って50年も働いている人もいる。ハリウッドの黄金期を代表するスターたちに給仕したウェイターがまだ働いている。

ゲイリー・クーパーとグレタ・ガルボが一緒に食事をし、ハンフリー・ボガードがローレン・バコールとバーカウンターで飲んでいたと云う、まるで映画を観ているような光景が毎日繰り返されていた時代があった。ヘミングウェイやフィッツジェラルドなどの文豪も足繁く通った時代もあった。

この週末に封切された映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観て来た。期待を裏切らない映画だった。クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオにブラッド・ピット、アル・パチーノの話題作だ。

その映画の冒頭で出てくるのが「ムッソ&フランク・グリル」だ。嬉しいことにレストラン裏にある駐車場まで出てくる。下のYouTube参照。映画はタランティーノ監督が6歳の時に見た、感じた1969年のハリウッドが描かれている。時代背景とチャールズ・マンソン(女優シャロン・テート殺害事件)を知らないと映画の面白みがわからないだろう。


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