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一昨日のホノルル空港の出発ターミナルの手荷物検査で起こった事件の真相が発表されています。私たち日本人が利用する日本航空や全日空などの航空会社が使用する国際線ターミナル2での出来事でしたので、パニック騒動に巻き込まれた日本人も多いでしょう。

ターミナル2の手荷物検査3番で、2台のラップトップコンピューターとモバイルバッテーリー(充電器)が入ったカバンから煙が出てきました。消火された後の発火原因と推測されるバッテリーはその原型を留めないほど燃え尽きています。異常なほどの煙に係員もその場を離れて避難しています(下の動画)。

手荷物から煙が出た時点ではテロなどの爆発物の疑いもありますので、一般市民をその場から避難させた措置をしたのはマニュアル通りで問題はありませんでした。現実はマニュアル通りいかないものです。パニックに陥った人たちが手荷物検査のセキュリティを受けないで勝手にターミナル内に逃げ込みました。

大きなパニックの原因となったのは、煙が発生したその場から急いで避難しようとした人たちがセキュリティポイントにある仕切り棒や指示柱などを倒しました。それらが床に倒れた音を聞いた隣の手荷物検査にいた人が発砲音と間違え、「逃げろ!隠れろ!発砲だ!」と叫んだようです。群集は恐怖心から発砲事件を連想してしまったのです。

セキュリティチェックポイントを検査も受けないで逃げ込んだ人が大勢いる上に、発煙物の原因がはっきりわかるまでターミナルを一時封鎖しなければなりません。機内に入った人たちまでいったんターミナルに出て、全員の手荷物検査のやり直しです。ターミナルが封鎖された4時間だけでなく、更に何時間も待たされた人が多かったようです。

銃乱射事件を想定した訓練は航空会社を含めてこの4月に実施されています。現実は訓練どおり行かないものです。アメリカで毎週のように起こっている乱射事件がこのハワイで起こってもおかしくありません。いつもは冷静でも、判断力や理性的思考が低下する群集心理は恐ろしいものです。今回は大きな事故もなくよかったと言えるでしょう。



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