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先週マウイ島で行方不明になっている2人を紹介しました。1人は先週の金曜日、そして今日もう1人が発見されました。先週発見された女性は16日ぶりの生きての生還でしたが、今日発見された男性は90m谷底で亡くなっているのが確認されています。

どちらも偶然に35歳と言う年齢で、マウイ島の自然散策ルートに1人で出かけています。女性が16日ぶりに生きて発見されたニュースはアメリカ国内だけでなく、世界にも紹介されています。女性が発見されことは行方不明の男性家族には希望を与えましたが、10日ぶりに亡くなって発見されたのはとても残念なことです。

マウイ島当局の捜索は72時間と定められているので、長期に及ぶ捜索には莫大な費用がかかります。今回のケースもすぐに捜索の募金活動が始まり、その費用がヘリコプターのチャーターに利用されました。

どちらのケースもそのヘリコプターが2人を発見しています。ヘリコプターは1時間$1500(約17万円)と決して安くはありませんが、命はお金に替えられません。燃料が少なくなってその日の捜索を終了しようとしたその時に女性が発見されています。

2人は谷に滑り落ちていますが、女性は6mほどの崖を滑り落ちて足を骨折しています。野生の果実とせせらぎの水で命をつなぎ、2週間余りで9kgも体重が減っています。男性は険しい崖を90m転落したとみられています。

今回のマウイ島の明暗を分けた2件の行方不明事故から学ぶことが沢山あります。私たちは軽装で出かける自然散策コースですが、自然を甘く見たら取り返しのつかないことになります。遭難にあうことを前提に覚悟してトレイルに出かける必要があるようです。



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