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ヘリコプターがまた落ちた。月曜日の朝9時すぎに4人乗りの小型観光ヘリコプターがカイルアに墜落して乗っていた3人が全員亡くなった。カイルアでも交通量の多い道路で、地上の犠牲者が出なかったのが奇跡のようだ。部品の一部が落下近くの無人の車を潰している。

亡くなったパイロットは20日前にニュー・メキシコからハワイにやって来たばかりの28歳の男性だった。パイロットの免許を1年前に取って、ハワイの観光ヘリコプターの職に付いたばかりだった。

2人の亡くなった観光客は、28歳のシカゴからの女性と76歳のオーストラリアからの女性だった。それぞれの遺族はすぐにハワイに駆けつけているが、事故死の家族の気持ちを想うと胸が痛くなる。

墜落原因はまだわかっていない。飛び立った時のホノルル空港は晴れていた。コウラウ山脈を境に南と北は別世界の天候なのがオアフ島だ。北北東からの貿易風がコウラウ山脈を駆け上り雨雲を形成する。当時のカイルア上空の視界は良くなかったのがニュースの画像からもわかる。

観光ヘリコプターはこの半年で3機も落ちている。つい3週間前にジャングルに墜落したばかりだ。ジャングルの木などがクッションになって死亡者は出なかった。半年前の海上での墜落は、パイロットが意識を失い乗客がヘリを海上に軟着陸させて助かっている。そういえば、何年か前にダウンタウンでも墜落事故があった。

小型観光ヘリコプターは墜落するイメージが強い。小型観光ヘリコプターが落ちる確率はどれくらいなのだろうか?月曜の墜落事故が8時過ぎだったら、通学する子供たちが犠牲になっていたかもしれない。あるいは民家に落ちていたらと思うとぞっとする。


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