間もなく新緑がまぶしい、さつき五月。この季節になると必ず思い出す曲がある。ビージーズの「若葉のころ(First of May)」を聴くと懐かしさで胸がいっぱいになる。一瞬にして中学生時代に戻ることができる。
1971年に公開された映画「小さな恋のメロディ」は本国イギリスやアメリカで受けなかったのに日本では大ヒットした。日本で大ヒットしたのには、その時代背景を忘れてはいけない。1970年に開催された大阪万博によって、日本人には世界が身近なものになった。
映画全編に流れるビージーズの数々の名曲は今聞いても新鮮に心に入ってくる。世界はビニール製のレコードからCDとなっても、この映画のサウンドトラックがCDになったのは世界で日本だけだそうだ。
主演のマーク・レスターとトレイシー・ハイドが下校後にお墓でデートするシーンが忘れられない。墓石に刻まれた夫婦の50年(50 Years Happiness)を見て、メロディが訊ねる。
「50年の幸福。50年ってどれくらい長いんだろう?」
「150学期だよ!」
「そんなに長く私を愛してくれるの?」
「もちろんだよ、もう1週間も君を愛してきたんだから」
他愛ないロンドンの11歳の少年少女の小さな恋を描いた映画だけれど、ビージーズの名曲で名作になったことは疑いがない。日本人の感性はアメリカよりもイギリスに近いものがあるような気がする。そう言えば、イギリスの車も日本と同じ右ハンドルだ。
子供のころクリスマスツリーが身の丈より高かったのに、知らない間に人は大人になって無垢な心を忘れてしまう。いつまでも純粋な心を失いたくはないと思う。間もなくさつき五月の季節を迎える。
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「小さな恋のメロディ」紹介ありがとうございます!
懐かしさのあまり、コメントしてます。
私も同じく中学生の時に観て、マーク・レスターの大ファンになりましたー😀Tiggerさんと同年代ですね。
ビージーズの「若葉のころ」「メロディフェア」良いですよね!聞き直してみます。
tigger
がしました