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日系人の多いハワイでは日本に興味を持っている人が少なくない。ハワイのローカル新聞「ホノルル・スター・アドバタイザー」が去年から週一度、左右一面を使って日本の文化と生活などを紹介している。

ローカルのパック旅行を専門としている旅行会社はハワイに近い外国として日本旅行に力を入れている。主にリタイアした高年齢層が添乗員と日本を訪れるパックツアーが人気です。旅行会社がこの日本紹介の記事の下に大きな広告を出しています。旅行会社は毎週の定期的なスポンサーですので、新聞社は記事にも力を入れている。

今日の新聞には、5月1日から始まる日本の新年号の紹介がされている。「令和」が248番目の年号で、明治43年生まれの116歳になる福岡の田中かねさんにとって5つ目の年号になる。満開の桜の風景に鯉のぼりの親子が泳ぐ写真は横浜の公園のものだ。

アメリカ人のどんな観点で日本が紹介されているのか気にかかり、毎週記事に目を留めている。今日の記事に気になるコーナーを見つけた。毎週紹介されるもので、「今週の日本語」がある。ハワイ大学東アジア言語文学課が紹介するものだ。「三日坊主」、「花より団子」とか言った一般的な言葉が紹介されてきた。

今日紹介されていた日本語「キュン死する」を私は理解できなかった。初めて聞く日本語だ。英語の説明を読んでその意味を曖昧に理解できたが、こんな日本語があるとは知らなかった。最近のごく一部の若い人たちの流行り言葉で、たいていの日本人は理解できない言葉ではないだろうか。

長く日本を離れて生活している自分だけが知らないだけで、日本ではお爺ちゃんもお婆ちゃんも「わしゃ、キュン死するでなぁ!」なんて言っているのかもしれない?いずれにしても、「こんにちは」「ありがとう」しか言えないアメリカ人が「キュン死する」と言って日本人に通じるだろうか?アメリカ人にはもっと一般的な日本語を紹介した方がいいと思うのだが・・・


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