先月29日にカカアコで発生した暴走車に轢かれて歩行者の3人が亡くなった交通事故は避けられたかもしれません。パトカーの追跡を逃れようとした犯人が引き起こした事故は、警官が犯人に発砲していたら大事故を阻止できたかもしれませんでした。
そんなことを想像させるような事件が今週2日続けて発生しています。一昨日の水曜日夕方、ミリラニのウォルマート近くでピックアップトラックのドライバーが警官に射殺されています。ドライバーは万引き犯でした。
万引きの容疑で警察に止められた26歳のドライバーは、パトカーから降りて近づく警官を振り切り、身の危険を感じた警官が正当防衛で犯人に発砲しました。車は90mほど暴走して街路樹にぶつかって止まりました。犯人は死亡、同乗者の男女は事故によるケガで重傷です。
昨日はカカアコの車の修理工場でもめた37歳の男が脅してピストルを発砲し、ガソリンに火をつけて逃走しました。一人が軽い火傷を負っています。2時間後にワイケレの自宅前の車内にいる男が発見されました。男は警官の説得にも応じず、ピストルを発砲しようとしたので、その場で警官が発砲しています。男は重傷です。
祭日だった月曜日の夜には、州議会議事堂(Hawaii State Capitol)の敷地にいた28歳の酔っ払いの男が警官に射殺されています。男は警官の命令に従わず、警官が身の危険を感じて発砲した正当防衛です。
銃社会のアメリカでは、一般市民に危険をもたらす可能性を秘めた人間には警官の容赦ない発砲が認められています。発砲しなければ、一般市民どころか警官の身の安全にもかかわります。1ヶ月前のカカアコで大事故が起こる前に、無理にでも発砲して犯人の車を止めていたならば、罪のない3人の尊い命が失われずに済んだと思うと残念でなりません。
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