ニューヨークの今日の最高温度は24度(マイナス4.4℃)で、1901年以来の過去3番目の寒さでした。伝統のニューヨークの百貨店メイシーズが主催するサンクスギビングデー・パレードは、沿道に300万以上の人を集め極寒のなかで開催されました。
50マイル(80km)以上の移動するアメリカ人は5400万人以上、アメリカの交通機関が一年で一番混雑するサンクスギビングデー(感謝祭)の週末です。家族が集まってターキー(七面鳥)を中心とした質素なアメリカ伝統料理をいただくクリスマスに次ぐ盛大な祭日になっています。1日で4600万匹のターキーが食べられます。
午前中はニューヨークのメイシーズのサンクスギビングデー・パレード、午後はプロ・フットボールをテレビ観戦というのがアメリカ人の今日の過ごし方です。パレードはさまざまなキャラクターの巨大バルーンやフロート(山車)だけでなく、34番街のメイシーズのデパート前の特設ステージではダイアナ・ロスや今話題の歌手のライヴ・ミュージックやパフォーマンスが行なわれました。
全米各地から選ばれた大学や高校のマーチンバンドが参加します。ハワイからは火山の山車が出ていました。今年は久しぶりに最初から最後まで3時間のパレードを観ました。92年続く伝統のメイシーズのパレードですが、サンクスギビングデーの過ごし方もこの数年に変わっています。
家族のみなが元気に過ごせるのはありがたいことです。恵まれた環境に改めて感謝するサンクスギビングデーの一日でした。サンクスギビングデーが終わって、アメリカはクリスマス一色に染まります。
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