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床に入ろうとする夜も10時を回った頃、静かな部屋に電話の呼び出し音が鳴り響いた。この時間帯の電話はいいことがあった試しがない。変な予感は的中した。

「疲れてソファでうとうとしていたら、風呂の水が溢れてキッチンまで流れて来ています。どうしたらいいでしょう?」

アメリカでは風呂の水が溢れるとバスルームには排水口がないため、放置すると大事故に繋がる。溢れた水が時間と共に2階下、3階下に漏れていく。6万ドル(約700万円)もの請求書が頭をよぎり、夜のホノルルを車で飛ばした。

状況は思ったよりも悪くなかった。フロアには何枚もの濡れたバスタオルが放置されていた。キッチンまで流れてきた風呂水だったが、オーバーフローに気づいたのが早くて大きな事故にならずに済んだようだ。大きく安堵のため息をついた。

海外旅行する場合、海外旅行傷害保険をチェックしましょう。アメリカで事故・病気でICU(集中医療)のお世話になると、1日1万ドル(100万円以上)の医療費がかかります。一週間ICUに入れば、クレジットカードの海外旅行傷害保険の補償額を超えます。

クレジットカードの旅行傷害保険は、基本的に治療費をいったんは建て替える必要があります。後に請求して補償額が支払われます。AIU等の海外旅行保険は、治療費を一切自己負担することなく治療を受けられます。

クレジットカードの補償額を知って、海外旅行保険で足りない部分を補うことが一番の案心です。傷害治療費用が最高200万円では案心できません。ICUだったら2日も補償されません。

他人を怪我させたり、お店の品物を壊してしまったりした場合の「賠償責任」についても、その補償額を確認しておきましょう。風呂水が溢れただけで何百万円の請求がきたりします。わずかな掛け金で案心を買うのです。

*レインボーカウント: 今日は午後6時前に目撃 2019年 25日

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