ハワイでローカルに人気のある気軽にスパゲティを食べられる場所の一つに、ワード・ウェアハウスのオールド・スパゲティ・ファクトリーがありました。ローカル度は１００％、観光客はほとんど見られませんでした。ワード地区の開発で昨年の夏に閉店しました。
いつも爽やかな風がぬけ、目の前にホノルル港が望めるアロハタワーは、私の好きな空間の一つです。ここにある１９９４年にオープンした商業施設アロハタワー・マーケットプレイスは、かつてはホノルルの観光地のメジャーな一つでした。
今はハワイ・パシフィック・ユニバーシティ（HPU）の２８０人の大学寮に変る複合ビルに生まれ変わっています。１階が大学の教室に商業施設に、２階以上が学生寮になっています。このアロハタワー・マーケットプレイスに、先月末オールド・スパゲティ・ファクトリーが移転オープンしました。
アメリカで全国展開するオールド・スパゲティ・ファクトリーですが、ハワイ店は７８年のオープン以来、ローカルに人気のレストランになっています。スパゲティにサラダ・スープ、パン、デザートを付けてセット価格（＄１４．９９）で提供しています。
夕方の開店は午後４時ですが、開店後の５時前に入ってみました。以前にあった「チャイズ・アイランド・ビストロ」の店舗跡の他、３店舗ほどの空間を一つにしたレストランは思ったよりも広くて驚きました。広い店舗に入っている客は５組ほどで、２０名近い暇そうなスタッフの数が目立ちます。
集客力のあるワード・ウェアハウスと違ってショッピングのついでにランチと言うわけにはいけません。わざわざ出かける必要があります。ダウンタウンのビジネス街で働く人には少し遠い微妙な距離です。ここではかなり苦戦が予測されそうなオールド・スパゲティ・ファクトリーです。
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