プラスチック(ビニール)製のレジ袋の禁止から3年が経って、オアフ島のレジ袋はどうなったのでしょう。食料品スーパーのセイフウェイもロスもビニール袋から紙袋に変わりました。
ロングス・ドラッグスとウォルマートのレジ袋は変わったものの、一見すると以前のビニール袋と変わりません。ウォルマートのレジ袋は、以前よりも立派なビニール袋は10セントと有料になっています。
3年前の規制された法律には、抜け道がありました。無料のロングスのレジ袋の材料はドイツ製で、80%の原料がリサイクルされたものです。法律では最低40%の原料がリサイクルされたものなので、一見すると以前のプラスチック製と変わらないロングスのレジ袋は違法ではありません。再利用を勧めるように、125回の再利用に耐えられると表記してあります。
ウォルマートのレジ袋はプラスチックそのものです。以前のペラペラの薄いレジ袋と違って、厚みのあるレジ袋です。感覚としては以前のレジ袋を3重にした感じです。規制によると、レジ袋の厚さが0.00225インチ(0.057mm)あればプラスチックの利用も可能になっています。こちらのレジ袋は再利用に耐えられる10セントの有料レジ袋です。
確かに3年前の7月1日を境にエコバッグを持参する人たちを多く見かけています。3年前よりはプラスチック(ビニール)製のレジ袋の数が減ったことは確かです。プラスチック(ビニール)製のレジ袋がハワイから全くなくなった訳ではありません。弁当などのランチはプラスチック(ビニール)製のレジ袋が認められています。スーパーによってはウォルマートやドンキホーテのような有料のプラスチック(ビニール)製のレジ袋が存在するのです。
アメリカで初めてのプラスチック(ビニール)製のレジ袋の禁止を2015年に実施したハワイ州ですが、環境派がすすめるレジ袋の完全廃止は2020年1月1日に実施されることになっています。来月の7月1日から2020年まではレジ袋はすべて15セントと有料になります。現在無料のロングやABCストアのレジ袋はすべて有料になります。弁当などのプラスチック袋は無料ですが、将来はこちらも何らかの規制が入るはずです。
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