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ほんの1週間ほどワイキキを中心に見慣れない乗り物が車道や歩道を自由に通り抜けていました。先日紹介したワイキキを中心とした新ビジネスのレンタルスクーターが市当局の反対で撤退したようです。

カリフォルニアからやって来たグリーン色のレンタル電動スクーター会社「ライム」が市の許可も無く、12日からワイキキ、アラモアナ、カカアコ周辺で営業を始めました。もともとは片足でキックして移動する子供たちの乗り物にモーターを付けて一般に貸しに出されていたのでした。

きっとデモンストレーションだったのでしょう、ダウンタウンでも話題の「ライム」スクーターを見かけました。歩道と車道を自由に乗り回していました。市のレンタル自転車「ビキ」と違って、どこにでも乗り捨てが可能です。ワイキキでは歩道に何台ものスクーターが放置され、人と車の通行の邪魔になることがじゅうぶん考えられました。

「$1から乗れる」を売り文句に、1分ごとに15セントのレンタル料金で自由に乗り捨てができる200台のスクーターでした。市当局は公共地での違法放棄物としてすぐに96台のスクーターを没収しました。

市当局は新しいビジネスに対して法整備を進めて、電動スクーターは原付自転車と同じ扱いにすると発表しました。車両登録に定期的な整備が必要になり、自由にどこにでも停められないようにします。違反者には最高$1000の罰金か30日の投獄が科せられます。

スピードは思う以上に出ていてかなり危険な乗り物だと思えました。何台ものスクーターが歩道や車道に溢れて大きな問題になる前に、やはり何らかの法規制は必要でしょう。市が運営するレンタル自転車「ビキ」には大きな脅威になるものだっただけに、電動スクーターの撤退には市長は胸を撫で下ろしているに違いありません。


*レインボーカウント: 今日は午後4時30分に出現 2018年 25日



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