オアフ島の西海岸を走るファーリントン・ハイウェイ(片道一斜線)を終点のカエナポイントまで行く途中にカネアナ・ケイブという洞窟があります。海側には駐車スペースがあり、また海と山の絵になる風景と石碑を背景に記念写真が撮れるのでドライブ途中に車を止める人たちが少なくありません。
駐車スペースの向かいに洞窟があるので、記念写真を撮った後に「せっかくだから洞窟を見ていこう」という人たちが洞窟を訪れます。高さおよそ30m、奥行きおよそ137mのカネアナ洞窟は、15万年前に太平洋の荒波に洗われできたと言われています。
ハワイには昔からのさまざまな伝説があります。創造の神カネにちなんで名づけられたカネアナ洞窟にも、人類がこの洞窟から生まれたと言われる伝説があります。また父をサメに母を人間とするサメ男の伝説も存在します。洞窟はサメと火山の女神ペレの住処とも言われています。
昔の人たちが、自然に対してたえず畏敬の念を抱いていたのはとても自然なことです。日本でも森羅万象に神の存在を信じていました。古代日本の神の観念を表すよろずの神に通じるところがあります。
洞窟は観光客が訪れても安全なように管理されている場所ではありません。洞窟内は暗く、デコボコの岩の足元は注意をしなければいけません。奥は懐中電灯なしでは進めませんので、ほとんど人は光の届くところまで行って引返してきます。
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