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ハワイの巷はまだ金曜日の高層コンド「マルコ・ポーロ」の火災の話題が尽きません。私が住むコンドの掲示板に今日新たな告示がされました。コンドはスプリンクラーはもちろん火災に備えたシステムが完備された建物だと告示がされています。

1971年に建設されたマルコポーロは568戸あるうち、火災と消火による水の被害を受けた部屋は200戸に上ると見られています。壊滅的な被害を受けたのは30戸もあると言われています。1975年前に建てられたビルには消火スプリンクラーの設置の義務がなく、ワイキキを含めたホノルルではスプリンクラーのない建物が300棟もあると言われています。

マルコポーロ火災の火元は26階の山側の2602号室になっています。亡くなった方は、火元と廊下を挟んだ向かい側の海側の2613号室と2615号室の2部屋から見つかっています。延焼による犠牲者です。スプリンクラーがあったら火元の部屋の火災だけで、延焼もなく3人の犠牲者も出なかったかもしれません。避けられた惨事だと考えられます。

ホノルル市は、火災による同じような大惨事を二度と起こさないようにするため古い建物のスプリンクラーの設置に向けて市が何をできるかの検討を始めています。スプリンクラーのない建物の住人の意識も、この火災をきっかけに大きく変わるはずです。同じ惨事を繰り返してはなりません。


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