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時代（Times）は刻々と変化しています。ローカルのスーパーマーケット「タイムズ」はアメリカ本土からの大きな資本のスーパーにも負けないで、ローカルの人々に支えられてこれまでがんばってきました。

沖縄からの移民二世テルヤさんによって１９４９年に創業された「タイムズ」が、創業８２年の「スターマーケット」と８年前に合併しました。「スターマーケット」７店舗を「タイムズ」が買収して「タイムズ」として１７店舗、他にもシマズ・スーパーマーケット、フジオカ・ワインタイムなどを買収して合計２４店舗を展開しています。

本土の大手スーパーマーケット「セイフウェイ」にも買収されなくがんばってきた「タイムズ」でしたが、日本企業のドン・キホーテに買収されることが昨日発表されました。ドン・キホーテは、買収した「タイムズ」などの店舗の経営はそのまま継続し、現在雇用している約１６００人の従業員すべてを雇用することを発表しています。

ドン・キホーテはオアフ島に３店舗を展開しています。またスーパーの「マルカイ」も買収しています。世界に３６０店舗を持つドン・キホーテは最高益で景気がいいようです。今回の「タイムズ」の買収は、ハワイのスーパーマーケットの世界を変えることになるでしょう。同じようなローカルの食料品スーパー「フードランド」には脅威になる存在になることは確かです。

「タイムズ」はローカルに愛されてきただけにあって、デリなど出来合いの惣菜類が充実しています。日系人のお店だけに日本の味に近いものがいただけます。私はここの「きんぴらごぼう」が好きです。ハワイ風のきんぴらごぼうではなく、日本の味そのものです。また、ベレタニア通り店のカマボコ・ポキはハワイで一番だと私は思います。買うものによって選ぶスーパー周りも楽しいものです。

しばらくは「タイムズ」のまま営業を続けるようですが、将来「ドン・キホーテ」と名前が変わるのかはまだ決定されていないようです。お互いのいいものを分かち合う営業になるだろうとローカルの人々は期待をしています。例え「ドン・キホーテ」に名前が変わっても、「タイムズ」の「きんぴらごぼう」の味は変わらないでほしいと思います。


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