112年前に記録が始まって以来の3.08フィート(93cm)の高さを記録した先月に続き、今日の午後4時に記録更新が記録されました。3.186フィート(96cm)の潮の高さ(海面の高さ)がホノルルで記録されました。通常よりも30cmも高い海面です。
潮(しお)の満ち引きで、海の高さは一定ではありません。1日2回朝夕に、ゆるやかに高くなったり低くなったり規則的に変わっています。もっとも満ち引きが大きくなるときを「大潮(おおしお)」と呼びます。それに気象的要因である風や気圧によってうねりが発生して海面は上下します。
先月に続き、この金曜日と土曜日に大潮と高潮が一緒になってキングタイドと呼ばれる巨大高潮が(King Tides )ハワイ諸島の沿岸を襲っています。海に繋がっているアラワイ運河の水面はかなり高くなっています。
4月、5月と海面の高さの記録を更新したにもかかわらず、慣れとは恐ろしいもので私たちの中の恐怖感が薄れています。今月はさらに記録更新となりましたが、南からの海洋のうねりが先月よりも少なかったので、先月ほど海水が上がってきた感じがしません。
専門家によると、過去何十年に数回しかなかった巨大高潮が(King Tides )は、これから頻繁に訪れる可能性が高いと指摘しています。近年の地球の温暖化の影響で、世界の各地で海面が高くなっています。ハワイの将来が心配です。キングタイドに高いうねり、あるいはハリケーンが加わった場合は洪水になる可能性が高くなってきます。
2ヶ月続けて高潮で中止になったヒルトンの金曜の花火も今日は中止になりませんでした。明日の高潮は午後4:52です。ワイキキビーチからビーチが消える瞬間が見られるかもしれません。暢気に言っていられるのも今だけかもしれません。
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なんか、これから毎月king tides は来るのでしょうか? 月に一度、ビーチが消えるのが更に頻繁になるような気がして恐いですね。