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経済情報のあるサイト(MoneyRates.com )が7年前から毎年全米50州について、生活のしやすい州のランク付けを発表しています。

単一民族国家の日本と違って、アメリカは50の国が集まったものと考えられます。50の州が独自の法律を持ち、また生活や人種の割合も州によってずいぶん違います。エキゾチックな離島のハワイも特殊な州だと考えられています。

50州の中にはテキサス州、ネバダ州、フロリダ州のように所得税を払わなくてもいい州が9州もあります。あるいは消費税の税率も州によって違い、またオレゴン州のように消費税がない州さえあります。

10年以上前のハワイとは今では事情が違ってきています。今のハワイの状況では、ハワイに移住することを躊躇うでしょう。アメリカの生活しやすい州のランク付けで、7年連続最下位なのがハワイになっているのです。

さまざまな経済指標を考慮して総合的にアメリカ50州で一番生活が苦しいのがハワイになっています。不名誉な不動の7年連続ワースト1位がハワイです。

ハワイは平均収入40030ドル(約444万円)で全米で10位であるにもかかわらず、物価高などの影響で生活費がアメリカ平均の66%も高くハワイの住民の生活を圧迫しています。

収入に対するハワイ州の高い所得税も手元に残る収入を少なくしています。その税率は全米でも3番目の高さです。失業率が全米で2番目に低く収入が高くても、出て行くお金が多くては楽な生活は出来ません。

マイクロソフト、アマゾン、スターバックス、ボーイング社など世界に名だたる企業の本社があるワシントン州が生活のしやすい州のランク付け1位になっています。ワシントン州では所得税を払わなくてもいいのです。

ハワイの人口に不釣合いな巨額の費用がかかる鉄道建設がますますハワイ住民の生活を圧迫するでしょう。ハワイ州はこれからも不名誉な生活のしやすい州のランク付け最下位を維持し続けることになりそうです。これからハワイで生活しようと思う人は覚悟が必要です。



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