FullSizeRender

昨日に続きWBCについて。日本で放送されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝の日本対米国戦の視聴率が、関東地区で20.5%を記録したようです。アメリカでは日本のように一般テレビ(無料)で放送されていなく、ケーブルテレビの野球専門チャンネルMLB(有料)で放送されているのできっと一桁の0に近い数字だと推測できます。

テレビ実況放送が一般テレビで放送されないように、アメリカのメディアのWBCについてのニュースは寂しい限りです。ほとんど話題にしません。日本対米国戦が終わって明けた今日の新聞の扱いも、野球ファンにとって悲しいものがあります。92%のアメリカ人がWBCを知らないという数字も出ています。

全米50州で販売されているアメリカ初の一般大衆新聞「USAトゥデイの」スポーツ欄の今日のトップは今全米で開催されている全米大学バスケット、MLBのオープン戦などです。WBCの扱いは3面のマイナー並みです。ハワイの新聞もスポーツ欄の2面の小さな記事です。日本の新聞のWBCの扱いをアメリカ人が見たら驚くでしょう。

昨日の冷たい雨が降る日本の準決勝は、球場も三分の二に満たない観客数の33,462人で、空席が目立つゲームでした。昨日のテレビ放送で決勝のチケットがたくさん売れ残っていると言っていましたが、さすがに今日はプエルトリコの移民が多くて満員近くまでの51,565人(56,000人収容)が観戦していました。

一方的な試合展開で、アメリカチームのよさが出て4回の開催で初めての優勝です。WBCはさまざまな問題を抱えていますが、まずは開催国のアメリカの面目が保てました。昨日、今日の決勝を観ているとゲームを通してそれぞれの文化が見えてきます。

アメリカチームは初めてメジャーの選手を揃えてきました。でもまだ、超一流のメジャー選手とは言えない顔並みです。今回の選手層ならば、同じようなチームが20も作れるだけの余裕があります。日本との差は歴然です。

メジャーリーグをお払い箱になった選手に、「日本のプロ野球はベースボールじゃなくて野球だ」と言われ時代は終わりました。一部の日本投手はメジャーでも通用することを示しています(マー君が今日オープン戦3勝目)。日本も日本独自の飛ぶボールをWBC規格のメジャリーグ使用のボールに変更すれば、もっと日本野手の活躍がアメリカで見えるような気がします。



*アロハストリートのハワイブログランキングに参加しています。
クリック応援よろしくお願いします。マハロ

*アメリカ合衆国の人気ブログランキングにも参加しています。
是非こちらもクリックよろしくお願い足します。

アメリカ合衆国(海外生活・情報) ブログランキングへ 

 
IMG_2223

IMG_2220

line-52