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15年前にマウイ島マカワオのある家庭で飼われていたジェームスという名前の子猫が突然姿を消した。ジェームスは、子供たちが当時好きだった「機関車トーマス」に登場する赤い機関車ジェームスにちなんで付けられた名前だ。

2人の子供たちが近所を1ヶ月以上必死に捜しても、ジェームスの姿は見つからなかった。子供たちの落胆は想像に余りある。いつしか家族の誰もがジェームスのことを話題にもしなくなった。小学生だった子供たちは成長し巣立って、現在はカリフォルニア州とテネシー州に住んでいる。

その家庭に先日突然、マウイ・ヒューメインソサエティ(動物保護施設)から電話があった。
「お宅の猫を保護しています」
「猫?4匹いる犬の一匹がどこかに迷い込んだのかしら?」

電話を受けても、最初は理解できなかった。それが15年前に姿を消したジェームスだとはとても信じられなかった。15年はあまりにも長い。ジェームスは子猫の時、避妊手術をされる際に耳にタトゥーの印がされていた。その印の番号から飼い主が判明したのだ。

迷い猫を見るまではとても信じられることではなかった。驚くことにジェームスが保護されたのは、家からそんなに遠くない路上だった。歩いていける距離だ。誰かに飼われていたのであろう。路上で見つかった状況でも、ジェームスは食べるのに困らないで生きていたのは確かだ。

15年前の家族は、ジェームスとの再会を楽しみにしている。


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