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芥川賞作家遠藤周作の「沈黙」が映画になって話題になっています。クリスチャンの遠藤周作が絶えず問いかけてきた「神の存在」がテーマの大作です。

日曜夜に放映のドキュメンタリー番組は、番組のホストである映画俳優のモーガン・フリーマンが、7歳から18歳までの過ごしたミシシッピー州の小さな町にかかる橋ので始まります。彼はこの地でさまざまな経験をしました。小学校を卒業し、この地で初恋もしました。車の免許を取ったものここででした。そして、祖父と兄の死を経験しています。

そんな語りから始まるナショナル・ジオグラフィックが制作したドキュメンタリー番組「The Story of God with Morgan Freeman」が昨年から始まっています。シーズン1に続きシーズン2が新年から始まっています。「神は存在するのか?」「死んだらどうなるのか?」ホストのモーガン・フリーマンが世界に出かけて疑問を投げかけます。

昨年二人の父親を亡くして以来、「死」を身近なものと考えるようになりました。誰もに平等に訪れる「死」ですが、私々は着実に死に向かって生きています。「死んだらどうなるのか?どこへ行くのか?」誰もがその答えを知りたいと思っています。シーズン1の第一話が「死について」でした。

最初に臨死体験者の男性の話から始まります。船上から荒れた波にさらわれて海で溺れます。海水を飲み意識が無くなります。今まで見たこともない明るい光が見えてきました。なぜか親しみのある光です。自分が肉体から離れて、光に向かって行くのがわかります。光が言葉を発します。「まだあなたが来る所でないから、帰りなさい」 男性は海中で浮遊する自分の体に戻って行きます。肺に入った海水を戻して意識も戻ります。男性を捜査していた同僚によると、15分以上もの長い間海中にいたそうです。

偶然に先日、お笑いタレントの松村邦洋さんが、2009年の東京マラソンに出場して心肺停止となった時の経験を語っています。臨死体験によると、2008年に亡くなった先輩芸人が「三途の川」を渡らないように語りかけたと言っています。

ナショナル・ジオグラフィックが制作したドキュメンタリー番組では、心臓外科医の体験を紹介しています。心肺停止をした多くの患者から、同じような臨死体験談を聞かされます。肉体からもう一人の自分(意識)が離れていくのが明確にわかるそうです。医師は現代科学では説明できないものがあると信じています。人間はたとえ死んでも、その直後には意識(魂)は存在すると信じています。

次は偶然にも先日観た実話に基づく映画「天国からの奇跡(Miracles of Heaven)」を紹介をしたいと思います。




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