1年ほど前、北海道の観光地になっている美瑛町で写真撮影の名所となっていたポプラの木が伐採された。北海道の広大な大地に1本だけポツリと立っている「哲学の木」と呼ばれるポプラの木の写真を撮るために、マナーの悪い観光客が無断で畑の中に入り込むのが絶えなかった。土地の所有者は伐採するしかなった。
ダウンタウンの待ちの中ででハネムーンの写真撮影が始まったのはそんな前のことではない。ローカルのファッション雑誌撮影の影響からだろう、日本人の結婚記念撮影はこの数年のブームのようだ。少し前はほとんどが「HAWAII」のサインがあるハワイシアター前の撮影だったのが、このごろは周辺にまで広がって撮影されている。
ブームに火がつくとあっという間に広まるのが日本の常。そんなハネムーンの撮影隊は99%が日本の業者で、日本人カップルを伴って撮影にダウンタウンを訪れている。古い街並みがある旧ダウンタウン地区は異国情緒が溢れて日本で撮れない記念写真が撮れる。
ダウンタウンでハネムーンの記念写真を撮ろうというのは悪くないけれど、時々マナーの悪い一部の人たちがいる。古い街並みを背景に横断歩道を渡るカップルの撮影などは、通行車両や通行人の邪魔になる。実際に車が徐行しなければならなかったり、撮影のために車が止まったりしている。狭い歩道で我が物顔で通行人の邪魔は許されない。
一般道での撮影は当局の許可を得て撮影をしなければならないだろう。一般道を利用しての営業活動は許可が必要のはずだ。ハワイシアター前からだんだんと撮影区域が広がって、大胆な撮影が始まっている。度が過ぎるとどんなことでも規制が入るものだ。マナーを守るのは一般観光客だけではない。業者の常識(マナー)もこれからは問われるだろう。
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tiggerさんが、以前ノースの聖なる?
石群のエリアについても書かれていましたが、これも同じですね。
節度をもった振る舞いを忘れずにいたいものです。