ワイキキからH2を通ってドール・プランテーション手前の三叉路に2013年1月にオープンした「グリーンワールドファーム(Green World Farms)」。ノースショアへのドライブ途中に立ち寄る絶好のスポットです。
オープンしておよそ4年、立ち寄る観光客が少なくありません。入り口にはドリンクスタンドがあり、コーヒーをゆっくり奥のテーブルでいただけます。大きな倉庫の半分が店舗になっていて、コーヒーだけでなくさまざまなオリジナル商品の他、ローカル商品も購入できます。
倉庫の天井の高い店舗の壁には所狭しと、コーヒーのポスター&サインが並んでいます。さながらちょっとした博物館のようで飽きさせません。7エーカーの敷地には倉庫店舗だけでなくたくさんのコーヒーの木が植えられています(Coffee Farm)。
また、店舗ではコーヒーが試飲できます。ホットだけでなく、アイスも試飲できるのがうれしいです。腰掛けて壁のポスターを眺めながら、ハワイ100%のコーヒーを試飲してもいいでしょう。
コーヒーをよく知るコーヒー職人(ロースト・マスター)のジョンさんが中心になって立ち上げたお店で、壁のコーヒーの絵柄のコレクションは彼がこつこつ集めたものです。彼は以前ハレイワのノースショア・マーケットプレイスの人気のコーヒー・ギャラリーで焙煎していたコーヒーの達人です。
イタリアのいい絵柄のコーヒーの額を古道具屋で見つけました。とても安く手に入ったので、それを手土産に久しぶりにジョンを訪ねて「グリーンワールドファーム(Green World Farms)」に寄ってみました。
今年になって父親が亡くなって、それを機会にジョンは故郷のテキサス州に移住していました。そして今は、この「グリーンワールドファーム(Green World Farms)」とそっくりのグリーンの壁にたくさんのコーヒーの絵を飾ってコーヒーショップ「Galvstone Coffee Roasters」をヒューストンに営業させています。
今年になってジョンのようにハワイを離れる人が私の周りにたくさんいます。同じコンドに住んで10年以上付き合いのあった友人はハワイは住みにくくなったと言って、夏過ぎに彼女とタイに移住しました。またコンドの住人の友人2組の夫妻も、もう間もなくカリフォルニアに移っていきます。
2016年が終わろうとしていますが、今年は今までにない1万人以上の数の人たちがハワイを離れました。2010年は941人、昨年の2015年が6700人がハワイから出て行ったことを考えると、今年の1万人以上の数が異常な数だとわかります。
ハワイ本土からやって来る人の数よりも、出て行く数の方が多いのです。ハワイの人口は142万8557人、一日に51人が生まれ33人が死んでいきます。新しい命と海外からの移住者によって、何とか1%の人口増加になっています。でも、ハワイが暮らしやすい楽園だと思えない人たちの数は年々増え続けています。
今日もハワイを出て行く若者と出会いました。いくら働いてもお金が出て行くだけで将来の不安を訴えていました。住居を始めとする物価高の上昇に賃金が追いつかないのです。来年から医療保険が大幅に上がることがわかっています。ハワイを楽園だと思える人の数はますます増えていくことでしょう。
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Green Farms、去年行きましたが、TV(憲さんおハワイに出た)の反響か、意外と日本人観光客が多いな~と思いました。昨日も夫と話してたのですが、白木屋のたいしたお弁当でもないのに15ドルとか、ハンバーガーにラーメンに13ドルとか、観光でたまに行く人なら分かりますが、在住者は毎日大変だろうな~って思います。ランチに50ドルとか100ドルとか、日本では考えられないです。どこにでも、お金持ちっていらっしゃるものなんですね~(>_<)