先に紹介したハワイのA型肝炎(Hepatitis A)問題。感染者を追跡調査したところ、「元気寿司」に行き着き、フィリピンから輸入されたホタテ貝の貝柱(Scallops)が感染源だと判明しました。「元気寿司」11店が営業停止を受けましたが、これからハワイ旅行を計画している人は心配でしょう。
これ以上の感染者を増やさないようにと予防ワクチンの接種がハワイでは盛んに行われています。今週ハワイで発表された感染者は228名になっています。先週発表された数より増えています。人と人からの感染はほとんどないようなので、必要以上に心配することはありませんが、しばらくは手洗いをして生の魚介類はできるだけ避けるようにするのが賢明なようです。
228名の感染者ですが、先週よりも22名増えています。感染者のうち51名が入院が必要で、感染者の1人はA型肝炎が原因ではないとされますがすでに亡くなっています。そして現在2名が肝臓移植が必要なほど重症な肝炎になっています。
A型肝炎の発症に1ヶ月以上(50日程度)の潜伏期間があるために、感染源の元を断っても感染者数はまだ増えるとされます。新たに感染が見つかった患者にはハワイアン航空の乗務員が含まれます。ハワイアン航空の乗務員はこれで2件目の感染です。
わかっている感染者はハワイ州にとどまらず、ハワイに旅行にやって来たテキサス州の男性とカリフォルニア州の女性が感染しています。ハワイで感染して50日経って母国の海外で発症している人がいるかもしれないと憶測もされています。
まだまだ油断の出来ないハワイのA型肝炎(Hepatitis A)問題。肝臓移植が必要なほど重症な肝炎になっている2名の感染者が心配です。「元気寿司」は営業が始まっても感染者からの訴訟問題など、問題が完全に収まるまではまだまだ時間がかかりそうです。
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私も早速昨日A型肝炎ワクチンの1回目を打ちました。ハワイから帰ってきたばかりだったので心配でしたが、抗体はありませんでした。
2週間後の2回目を打つまでは、ハワイに帰りにくいです(苦笑)